暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
シリルvsエンジェル
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コーピオン!!」

「ウィーアー!!」

そういって現れたのは赤と白の髪をしたさそりのような姿の星霊

「へぇ………斬新な髪の色してるねあんた」

「何変なところに感心してるのよ!?」

シリルのあまりにも場違いの発言に思わずツッコムでしまう

「本当はルーシィちゃんのアクエリアス封じに使うつもりだったけど、スコーピオンは十分強いし問題ないゾ」

アクエリアス封じにって………もしかしてあれアクエリアスの彼氏!? 初めて見たわ!!

「スコーピオン。あのお嬢ちゃんやっちゃって」

「オーケーエンジェル。サンドバスター!!」

スコーピオンはそう言って尻尾から砂煙をシリルに向かって放つ。しかしシリルはそれを避けようとはせず攻撃を受ける

「あははははは!! なんだこいつ!! 全然口だけだったゾ!!」」

笑いすぎて涙を出しているエンジェル。もうシリルのバカ!! あんなにまともに食らって大丈夫なわけないじゃない!!

「シリル!! 今助けるわ!!」

あたしがシリルの元に駆け寄ろうとすると突然誰かに腕を引っ張られる。腕を引っ張ったのは………セシリー?

「セシリー!! なんで邪魔するの!? シリルが心配じゃないの!?」

「大丈夫〜。シリルならほら」

セシリーが指差す方向を見るとそこにいるのは無傷のシリル

「な!?」

「バカな!! 俺のサンドバスターを受けて無傷だと!?」

動揺するエンジェルとスコーピオン。一体どうなってるの!?

「たぶんシリルは反射で防御力アップの魔法を使ったんだと思うよ〜。それにシリルは水の魔導士で相手の攻撃は砂。シリルの方が相性はいいからね〜」

セシリーが解説ぎみにあたしに教えてくれる。そしてシリルはスコーピオンを見据えて話す

「全然効かないな………次はこちらがいかせてもらおう」

シリルは川にある石を渡りながらスコーピオンに接近しようとする

「やらせるか!! サンドバス「遅ぇ!! 水竜の鉄拳!!」ぐああ」

スコーピオンがシリルに向かってサンドバスターをしようとしたのだがシリルがそれよりも速くスコーピオンの顔にパンチを入れる。
それにしてもシリルの動きがさっきよりも格段に速い!!

「すまねぇ………エンジェル………」

シリルの攻撃を受けたスコーピオンは星霊界へと帰っていく。黄道十二門の星霊を一撃で倒すなんて………

「ふ〜ん。少しはやるみたいだゾ。開け、双子宮の扉……ジェミニ!!」

「「ピーリピーリ」」

エンジェルがジェミニを召喚するとジェミニはグレイに変身する

「アイスメイク……突撃槍(ランス)!!」

「水竜の翼撃!!」

ジェミニの攻撃をシリルが魔法で壊す。しかしその隙にジェ
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