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ハイスクールD×D大和の不死鳥
デッドGP
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きゃあ!」


転がってきたタイヤを間一髪で避けるあたし達。


そしてそのまま五人は木のトンネルの中へと入っていった。


当然…トンネルの中でも攻防は続く。


「ぐあっ!」

「くっ!」

「うわっ!」

「きゃあ!」


レーサーの魔導二輪から発射された魔法弾により、4人は体制を崩し、一旦止まってしまう。

それでも四人は負けじと再び走り出し、木のトンネルから飛び出す。



「リオン、アイツを頼む。運転しながらじゃうまく魔法を使えねえ」


「ほう、そういう事ならよく見ておけ。オレが造形魔法の手本を見せてやろう」


「一言余計だ」


「じゃあ、私とスバルはリオンさんが攻撃した後の追撃に回るわ。いいわねスバル?」


「了解!」


4人で作戦を確認した後、早速行動に移る。


「アイスメイク…」


「! お前…両手で魔法を…」


以前、悪魔の島で戦ったときのリオンは片手で造形魔法を使っていたが、今はグレイと同じく…手のひらに拳を乗せるという両手のスタイルを使っていた。


「師匠
(ウル)
の教えだろ」


そう答えるリオンを見て、グレイはどこか嬉しそうな顔をする。


「大鷲
(イーグル)
!!!!」


「何!?」


そしてリオンは氷で造られた何羽もの鷲を発射し、レーサーの魔導二輪を破壊する事に成功した。

だが、レーサー本体は攻撃が当たる直前に持ち前のスピードで脱出していた。


「今よスバル!!!」


「うん!!!」


そんなレーサーに向かって、スバルとギンガが飛び出した。


「「リボルバーシュート!!!!!!」」


スバルとギンガは強力な砲撃を発射しレーサーを攻撃する。


キィン!


しかし、それはレーサーのスピードを前に空振りに終わった。


「遊びは終わりだ」


そう言うと、レーサーは超スピードでグレイとリオンが乗った魔導二輪に突撃し、魔導二輪を破壊する。


「アイスメイク大猿(エイプ)
!!!!」


「大槌兵
(ハンマー)
!!!!」


間一髪で脱出したグレイとリオンはすぐさま反撃に出るが、どの攻撃も空振りに終わる。


「当たらねェ!!!!」


「落ち着け!!! 4時の方向だ!!! 集中すればとらえられん相手ではない!!!」


「集中か…よし!!!」


グレイとリオンはそう言うと……


「行くぞリオン!!!!」


「オレの合図で撃て!!!! 全力でな」


2人は上半身の服を脱ぎ捨て、構えたのだった。


「(なぜ服
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