神風と流星
Chapter2:龍の帰還
Data.24 退屈で人は死ぬ
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組の奴らだったとしても助けない必要性は無い。他の一般プレイヤーならなおさらだ。
アイテムなら割とどうでもいいが、もしかしたらこの状況を打破できるものかもしれない。違ったところで暇つぶし程度にはなる可能性は無きにしも非ず。
で、モンスターだった場合は……
「……♪」
さっきからニヤけそうになるのを必死に堪えようとしてるけど全然堪え切れてない戦闘狂が大喜びだ。まさに狂喜乱舞というヤツだ。
というわけで最初から選択肢なんて一つしかなかったわけで。
「出よう」
「さっすがルリくん!あたしも全面的に賛成D☆A☆Z☆E」
「……その☆うざいからやめろ」
「あうあっ!」
脳天にダメージ認定されない程度の強さで拳骨を入れてから、俺はドアを開けた。するとそこにいたのは――――
「……」
敷き詰められた干草に突き刺さった、数人分の甲冑らしきものを纏っているであろうプレイヤーの下半身だった。
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