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天空遊園地
仲間たちと遊園地
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、願いは、あの願いしかない
「高晴、その願いって?」
木乃葉や、四人はまだわかってないみたいで、不思議そうな顔をしていた
それは・・・・

「俺、空音、春人、太陽、木乃葉、雪、そして敏晴と一緒に、現実世界に帰ること」

「僕も、それを願ってた」
春人はうなづいて俺を見た
「俺も」
太陽はそれに続いてうなづいた
「僕も、その願いが叶うことを願うよ」
木乃葉は笑顔でうなづいた
「実は私も、そう思ってたりして・・・・」
雪は、本音を言うのが恥ずかしいのか、口を尖らせ、俺から目をそらした
「私も、敏晴お兄ちゃんと、もっと仲良くしたい。いっぱい、遊びたい」
空音も、俺を見て、うなづいた
みんなの願いはそろった。あとは、あの世界が、願いを叶えてくれるか・・・・
俺は空を見上げた
「帰ってこいよ、みんな願ってるんだ。願いを叶えてくれよ、天空遊園地。敏晴、帰ってこないなんて、今度は許さねぇぞ」

すると、その時、後ろからふわりと、風が吹いた。みんなは目を丸くさせて、驚いている

「なんだよ、みんな。戻ってきちゃったじゃねぇか。全部、思い通りだったのに
あの世界で、願いの力が誰よりも強かったのは、俺じゃない。みんなの願いを集めた、高晴だったんだな」

俺の後ろに、さっきまではいなかった、あいつの声が聞こえた
俺は振り返った。そして、言った

「おかえり。今度、7人で、遊園地に行こうぜ」

そいつは今までにない笑顔を見せた



天空遊園地 閉園
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