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大統領の日常
本編
第十六話 ティータイム
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西暦2115年 11月 18日
ペルシャール・ミースト


あれから約一か月が過ぎた。
あの事件の後、マスティス副議長、モーラム情報交通委員長、ワルホム法秩序委員長は処刑され、クーデターに加担した者は全員鉱山で永久労働の刑になった。

主戦派のほとんどが加担していたようでクーデターと同時に各軍を掌握するつもりだったらしい。
そのせい?おかげ?で俺の支持率は90%に達した。
俺が思うにマスティスはわざとクーデターを起こしたのではないだろうか。現に主戦派はほぼ一掃されたし、俺の立場はより強化され、君主制にしようという意見も拡大しつつある。

そんなことを考えながら俺はティータイムを金剛4姉妹とリアスたち3人としている。
「てーとくゥ?何考え事してるんですカー?」
「いや、なんでもない。そういえば、お前たちは艦に乗っていなくても大丈夫なのか?」
「ノープロブレムデース。必ずしも乗っている必要はありまセーン」
「へぇそうなのか」
「けど、私たちが乗ったほうが命中率や航行速度が上がりますけどネ」
「なるほど」
「でも艦が被弾したらどうなるんだ?お前たちは艦とリンクしてるんだろう?」
俺の疑問に霧島が答えた。
「艦とリンクするのは乗り込むときだけなので今被弾したとしても私たちには何の影響もありません。しかし、リンクのオンオフは時間がかかるので戦闘中に被弾しそうになった時に切る、といったことはできませんが」
「そうなのかぁ」

「それにしても霧島が淹れた紅茶は上手いなぁ」
「毎日お姉様方に紅茶をお入れしていますから」
「あとお手製のスコースもおいしいよな」
「特製ですから」
「今度レシピ教えてくれないか?」
「提督も作るんですか?」
「これでも俺は若いころ(今でも若いが)菓子職人を目指していたんだぞ?」

「「「えーーーっ!!?」」」

え?何その反応。そんなに意外だった?
「そんなに驚くことか?」
「だって男の人がお菓子を作るなんて珍しいですから」
榛名よ、微妙に作り笑顔になってるぞ。そんなに驚く必要あるか?
「ひええええぃー」
なぜそこで叫ぶ?
「ペルシャールさんに”しては”珍しいですね」
微妙にとげのある言い方だなセレステラ。
「ミーストさんがお菓子を作っている姿なんて想像できない・・」
え?それはちょっとひどくね?
「・・・ぺルお兄ちゃん・・・」
なぜそこで泣く!?泣きキャラ!?

「・・・だったら明日俺の特製菓子を作ってきてやるよ」
「Oh!それはいいIdeaデスネー」
「提督の手作りお菓子〜」
そうだ!いいことを考えたぞ。
「明日は艦娘全員を呼ぼう。皆に食べてもらうほうが作り甲斐もあるしな」

「「「おーー」」」

満場一致のようだな。
「じゃあほかの
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