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Round《7》〜デットリィ・ワールド・デッドエンド〜
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りにする。

「ぐぁっ……」
「お前……どうやってスキルを保護した……!?」
「何の、ことだ……!?」
「とぼけるな! お前の《神速剣》……奪え切れていないぞ!? 《ソードユニゾン》のmodだけだ……! どういうことだ。専用スキルだって奪えるのに!」

 理不尽、ともいえる八つ当たりをするジン。

 シャオンには《神速剣》が奪われなかった理由が想像できた。恐らくだが、《感情フィードバックシステム》が奪取や無効化に対する完全耐性を備えているが故に、奴の能力でも奪い切れないのだ。

 ある意味で、一矢報いてやった、と言えるだろう。

 だから。

「教えるわけ、ないだろ……!」
「テメェ……ッ! ……もういい、死ね」

 そう言って。

 ジンは、その技能を使う。

「《ソードユニゾン》……《ホープライトクリエイター》《フリーズマインドセイバー》《ソード・オブ・ヒーロー》。さらに《スノーホワイト・エボリューション》《スター・キャスター》《蒼天~メモリアル~》をユニゾン!!」

 禍々しいエフェクトライトと共に、ジンの手に握られた六本の剣が融合していく。

 誕生したのは、無感情に、全てを凍り付かせるが如き英雄の剣と、空すら破壊する無化の剣。

「喰らえ……《ヒーロー・ゴッデボリューション》」

 全てを無に帰す、破壊の嵐が舞い降りて。

 シャオンのHPを、一瞬で削りきった。

【Fast―Battle:Winner is Zinn!!】

 ――――フローラ……ごめん……。

 
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