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剣聖龍使いの神皇帝
第1巻
九頭大蛇成敗×サツキ予備隊員へ昇格
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「今回はこれで勘弁してくれ、まあ次回の褒美も考えとく。とっとと報告済ませようぜ」

サツキも静乃も嬉しいが、すぐに笑顔となり俺の腕にしがみ付く。桜花もサツキがまた強くなった事で、少しは恩返しできたような感じはあったが、まだまだのように感じ取れた。空は晴れて、さっきまでの空が嘘みたいになっていた。登り坂を越えてから、校門が見えてきたら待ち人発見でまだ殴り跡がある石動迅。

「大した事だよ君達は。死闘の後だと見えない程の余裕振りとは、さすがはソレスタルビーイング。恐れ入るよ」

「あれ?石動先輩、その頬はどうしたんですか?」

「それと首回りに、何かで締められた跡がありますけど?」

サツキと静乃が指摘した所は、俺がまさに拳で殴り首を締めた場所だった。まだ頬が腫れていて、首の跡も残っていた。俺がここに来てから、石動先輩が助けにいかないと聞いたので殴り飛ばした。と言ったら流石に驚いていた。なので謝罪の代わりに治してあげたけどね。だが石動は、サツキと静乃を見殺しにしようとしていたが、石動は大勢の人間の運命を背負って来たが、俺は大勢の仲間が勝つための力を得てここまで来たと思っているから、仲間達の力を授けたのは俺だ。

「ありがとう灰村君。君のお陰で目は覚めたよ、僕達は改めてCBの力を半分冗談だと思っていた。あんな化け物をたったの四人と一匹で倒してしまうなんてね。そして嵐城サツキ君に話があってここで待たせてもらったのだよ。嵐城君に是非『実戦部隊(ストライカーズ)』の予備隊員となって欲しいんだ」

俺は今更かよと言いたげな顔をしていたが、あの化け物を倒そうと向かったお陰だと思った。サツキはポカンとしていた。数秒後になると・・・・。

「えええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

凄く驚いた声だった。

「なな何でっ?何であたしが急にっ????」

「君はあの化け物に怯む事なく挑み、力なき人々を守ったのだろう?その勇気は賞賛されるべき行為であり、我々《救世主(セイヴァー)》の鑑だよ。力だけあっても仕方がない。高潔な意志が必要だ。君のような真の正義感の持ち主もまた、『実戦部隊(ストライカーズ)』に欲しい。喉から手が出る程にね」

「で、でも、あたしは大した事何て・・・・」

「あなたはとても賞賛に値する行為をし、犠牲なくしてあの化け物に挑んだ事なのですよ。ですが、実戦をやる訳にはいかないので予備隊員としての特別演習に参加して欲しいという事ですよ。少しは恩返しできたと思ってますが、我々への借りはまだまだですけどね」

そう言う桜花だったが、石動はほとんど言われてしまったので苦笑し頷いたのだった。

「でもあの化け物を倒したのは諸葉一人と桜花さん達なんじゃ?」

「《異端者(メタフィジ
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