暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D大和の不死鳥
27ハーフヴァンパイア
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「かわいいもん、とか言うなぁぁぁぁ! クソッ! 野朗のクセにぃぃぃ! 俺の夢を一瞬で散らしやがってぇぇぇぇぇっ! お、俺は、アーシアとおまえのダブル金髪美少女『僧侶』を瞬間的にとはいえ、夢見たんだぞ!? 返せよぅ! 俺の夢を返せよぅ!」

「……人の夢と書いて、儚い」

「小猫ちゃぁぁぁぁん! シャレにならんから!」




「と、と、と、ところで、この方は誰ですか?」

 女装男子がリアス様に訊く。

「あなたがここにいる間に増えた眷属たちよ。『兵士』のヤマト・「下は言わないでください」わかったわ、ヤマトと同じ『兵士』兵藤一誠、『騎士』のゼノヴィア、あなたと同じ『僧侶』のアーシア」

 紹介されたようで、「よろしく」と俺と3人は挨拶する

「ヒィィィ、人がいっぱい増えてる!」

 対人恐怖症でもあるのか?

「お願いだから、外に出ましょう? ね? もうあなたは封印されなくてもいいのよ?」

 リアス様はやさしく言うが――。

「嫌ですぅぅぅぅ! 僕に外の世界なんて無理なんだぁぁぁぁぁっ! 怖い! お外怖い! どうせ、僕が出てっても迷惑をかけるだけだよぉぉぉぉっ!」

「ほら、部長が外に出ろって――」

「ヒィィィィ!」

 イッセーがたぶん少しだけ強引に手か何かを引っ張ったんだろう。女装男子の悲鳴が聞こえた。

「あれ? リアス様?」

 後ろを向くと俺と女装男子以外止まってる

 部屋で動いていた女装男子に訊いてみる。

「おまえがやったのか?」

「へ? 動けるんですか?」

 …………。なんとも気の抜けた返答だった。

「おまえが時間かなんかを止めたんだろ?」

「は、はい! っ! 怒らないで! 怒らないで!」

 突然、叫び始めた女装男子。女装男子に話しかけた。

「別になにも悪さをするつもりもなさそうだし、怒りはしないから解除してくれないか?」

 頭を撫でてやる。

「す、すみません! 僕! 神器が上手く制御できなくて……! もう少しすれば解けると思うんですけど、すみません!」

数分後

「あれ? いつの間にヤマトが女装野朗の近くに?」

「おかしいです。何かいま一瞬……」

「……何かされたのは確かだね」

 イッセーとアーシア、ゼノヴィアが驚き、他のメンバーは納得とうなずいていた。

「さすがヤマトね」

「ええ。やはり効きませんでしたね」

 リアス様と朱乃さんがうんうんとうなずいていた



「その子は興奮すると、視界に映したすべての物体の時間を一定の間停止することができる神器を持っているのです」

 結構強力な神器だな。

「彼は神器を制御できないため、大公及びサーゼクス
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