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英雄は誰がために立つ
Life9 聖書の子らの新たなる道 −三竦みの会談−
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リ・ルシファーは、結界で包まれている校舎へ攻撃を繰り返している魔法集団の掃討中だ。

 「ん?そうだが・・・」
 『では、兵藤一誠。以前、私がギャスパー・ヴラディ訪問時に彼に渡したものを覚えているか?』
 「え!?あっ、そういや、あったな。そんなもんも・・・って、確かあれで1回キリだけギャスパーの時間停止を強制的に止められるんじゃ・・・」

 『な!?』

 一誠の言葉に、その時共に居た祐斗以外が驚く。

 「お前さん、そんなもんも持っていたのか?一体如何いう効力のもんなんだ?」

 アザゼルは神器(セイクリッド・ギア)マニアだとも言われているが、研究者の色が近い。
 それ故、興味心を掻き立てられた。

 『この通信機あまり持たないのでは?話は後でもできます』
 「むぅ・・・」
 『話を戻すが以前説明したとおりだ。だが、今も直停止状態が続いていると言う事は、利用されている為テンパって忘れているか、手元に無いかのどちらかだ。そしてあれの有効射程距離は半径5メートル以内だ。別に彼自身では無くても構わないから行って来て、有効射程内に入ったら私が渡したアレに向かって念じてくれ。こちらで力を開放する。総督殿の腕輪もあるんだろうが、それは彼が直接嵌めなければならなのでしょう?』
 「まぁ・・・・・・な」

 何とも言えない表情をしながら、肯定するアザゼル。

 『と言う事だ。頼んだぞ?兵藤一誠』
 「う、うっす!」
 『では、閣下。わたしh

 言い切る間に映像が切れた。如何やら時間切れの様だ。

 一誠達はその後も、少しアザゼルやサーゼクスそれにミカエルの話も聞いていたが、何所からともなく聞こえた声に反応すると、即座に一誠とリアスを転送した。

 和平締結と言う綱渡りの状況すらも破壊したい禍の団(カオス・ブリゲード)と、そんな大きなうねりに呑み込まれそうになり乍らも抗う者達との戦いが始まろうとしていた。
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