暁 〜小説投稿サイト〜
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異なる物語との休日〜クロスクエスト〜
休日のF
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忠実すぎる。彼に《設定》されて誕生した存在達ばかりなのだから、当たり前と言えば当たり前なのだが……。

 あの騒動の折、《主》は「僕は人類に期待しているんだ」と言った。もし《主》が、人類は完全に期待はずれな存在だった、と認識してしまったら――――

 恐らく、なんの造作もなく、この世界から人類は消え去ってしまうだろう。それだけは、絶対に避けたい。ゆるやかに滅びを迎えるならば、それもまた世界の《変遷》だ。しかし、強制的に何者かに滅ぼされるのは違う。それは良くない事だ。

 まぁ、だがしかし。

 《白亜宮》は今のところおとなしいのであって。

「気にしたら負け、とか、そんなところだよな」
「気軽に行きましょ。清文はそっちの方が似合ってるわ」

 そんなことを言いながら、コハクと笑いあうのであった。



 ***



「いらっしゃいませ〜」
「うるさい黙れ」
「はっはっは。『目を食いしばれ』とでも続けてやろうかい?」
「相当古いネタだなそれ」

 ――――そもそも知ってる人いるのか?

 そんなことを思いながら、セモンは目の前で売店員の服を着た青年――――アスリウをにらんだ。

 朝食を食べ終え、荷物をまとめたセモン達の元にやって来たグリーヴィネスシャドウが、「せっかくなのでおみやげでも買って行ったらどうですか?」と言って案内したのが、旅館のはずれにある売店だった。

 一体どこで『創られた』のか怪しい、やけに高級そうなお菓子や人気ブランドのご当地品など、そこで売られていたものの内容は多岐に及んだ。及びすぎではないかと思ったが。
 
 仲間たちは、それぞれ思い思いのお土産を購入していた。

「うわ、見ろよコレ、カントリーマ〇ムの限定味だぜ。ホワイトチョコぶっ掛けてるのとかとか見たことねぇよ」
「そもそも何でカント〇ーマァムが売ってるんだ」
「それを言ったらこっち何て……」

 食い意地の張った少年たちが限定味のお菓子をあさっていく。

「木彫りの熊なんてどうだ?」
「何でそんなものが置いてあるんだ?」
「うん? それは単純に僕が北海道好きだからさ。いいよね北方」

 謎の精密さでつくられた木彫りの熊を見て、アスリウが嬉しそうに解説していた。

「因みに熊が気に入らないというならこっちのベラルーシ名物の着飾ったフクロウはどうかな? それともカナダ産のメープルシロップとか、シベリアから発掘されたマンモスのはく製の一部とか……」
「最後のそれ何!?」

 思わず突っ込んでしまった。何でマンモスのはく製とかあるんだよ。というかどうやって手に入れたんだよ。

「ひ・み・つ、さ」
「イラッ」

 口元に人差し指の指先を当てて、可愛らしく首を傾けるアスリウに、セ
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