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光明の魔導師〜眩き妖精の物語〜
ちょっと長めのプロローグ
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が、近々人間界で大きな動乱が起こる。不穏な空気も流れておるしの。」




そっから先はあんま説明を聞いていない。面倒くさいのである。黒魔法が〜とか、アカシャの書が〜とか出た辺りから考えるのを放棄した。が、そこでジジイはとんでもないワードを発しやがった。



「つまりそのゼレフがの、まだ生きておっての、」



「ちょっと待てジジイ、今ゼレフっつったか!?」




「そうじゃ。」




「ヤツは300年前近くの魔導師だ。生きてるわけがねえ。」




「いや、生きておるんじゃ。死に場所を求めての。」




ありえない…そう、ありえないのである。




「さて、ワシの話はこの辺にしよう。そろそろお主の話を聞かせてくれぬか?」



「俺の話だあ?」




「そうじゃ。覚えてる範囲でいいんじゃが。」





「なまえは……いかん、思い出せん。歳は確か17で死んだな。魔法は使わなかったというより使えなかった。孤児院の出だからロクに教わりもしなかったしな。村が変なやつらに襲われて、女の子を避難船に乗っけた少し後に、残りの住人探してる間に死んだかな。」




「ちなみにお主の死体は10箇所以上刺されて斬られて、最後は燃えた家屋の下敷きになっておったの。」




オーバーキルすぎんだろ。こえーよ。

あ、そういえば



「俺が助けて避難船乗っけた女の子は?無事か?」




「大丈夫じゃったよ。」



そうか……よかった………



「さて、先ほど説明した通り、ワシは人間界には行けん。そこでお主を呼び出したんじゃ。」



「そりゃまたなんで」




「手近に若くて魔法を使わない、純粋な魂がおったからじゃ」


「で、俺に何をさせたいんだ?いい加減話してくんねーか?」




「お主にはもう一度人間界に戻ってもらい、人間界の事を見守っていって欲しいのじゃ。」




「ほほう、話しが2、3段ぶっ飛んだが、つまり俺に生き返れと?」




「そうじゃ。イヤとは言わせんぞ。もうお主の体の構築はすでに始まっている。」



「さすが神、なんでもありだな」





「それもただの肉体ではない。ワシの残った肉体を全てお主の体の素材として使っておる。」




「あんたはどうなる?」




「なに、ワシはもう人間界には行けん。体をこのまま何もせずに朽ち果てさせるのも勿体無い。ワシは天界に居続ける。」




つまるところニートっすね、わかります。




「じゃが今回の件はあくまで
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