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僕の周りには変わり種が多い
横浜騒乱編
第25話 迎撃チーム
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多かった敵も、数が少なくなり『魔弾の射手』のドライアイス弾で倒していった。結果としては叫喚地獄と同じ効果をもたらす火精結界を了承してから2分ちょっとで、その場を制圧した。

真由美からは

『お待たせ、摩利。ロープを下すから上がって来て』

「ああ、頼む」

摩利としては、簡単に制圧した上空の光学迷彩を解いたヘリのメンバーに釈然としないものを感じながら、五十里と花音、桐原と紗耶香がペアになって歩いてくるのに、周囲への警戒がかけてしまった。戦いの緊張感が解けた上に、上空ではヘリがまもってくれている。これは上空にいたメンバーも、最後は真由美にまかせて大丈夫だろうという安心感があった。

ゆえに、魔法師の資質があってもCADを持たずに、小銃を持って倒れたふりをしたゲリラ兵が狙ったのは、この気が緩んだ瞬間だった。

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