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ザンネン6……何か悪いの?
二話
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タを本に装備してあるから自分の戦闘スタイルで戦えるはずだ」

「はい。あ、ありがとうございます」

私が礼を言ったのと同時にピットに二人入ってくる

「説明は終わった、アスラン?」

「あぁ、今ちょうどよくな」

「え、え、と」

私が少しあたふたしていると入ってきた女性が私の方に歩いてきた

「なにやってんだおまえ?」

「い、いや、う………」

話せないでいるとアスランが女性に言った

「マヤは人と話すのが苦手らしい、初対面だと特にな」

「そうか、それは、すまなかった。渡しはカガリ、カガリ・ユラ・アスハだ。」

「僕はキラ、キラ・ヤマト。よろしくね?」

「よ、よろしく、お願いします」

「これで、自己紹介はすんだし、そろそろ乗りな」

「は、はい」

私はブラック6に乗りこむ、肩に何かユニットのようなものが装着されると同時に、私を含めチームラビッツ全員が妙な感覚を覚える

「なんだ。今のは」
「≪アッシュ≫とコネクトしたの」

 疑問の声をあげるアサギに、ゴディニオンのブリッジにいるスズカゼが答える。

『コネクト?』
「あなた達と≪アッシュ≫を繋いだの。これで「ジュリアシステム」は作動するわ」

 スズカゼの言葉に、なるほどと私は頷く。
 今の私は、まるで機体そのものが自分になっているような感覚に陥っていた。そう。この機体を動かせることが、まるで自分の手足を動かすことと同じことだというように。

「準備はいい?」
「全艦。レタッチメントモード」

 スズカゼの言葉と同時に、オペーレーターである金髪の男が言う。
 その言葉に応じるように、ゴディニオンに搭載されている、各機体のカラーをモチーフにされたピット艦が動き出す。

「レタッチメントモード・レディ」
「ボルト・オープン」
「ピット艦発進!」

 合図と共に、各ピット艦はスラスターを全開にして、各々に指定されたポジションへと向かう。

「各ピット艦、予定ポジション到着」
「全機メディファイチェック完了。出力、正常に上昇中」
「ブラスト・オフ」

 各オペレーターの報告を聞き、問題がないことを確認すると、シモンが指示を出す。

続く
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