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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
友の声が聴こえる
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「ん?誰だこれは・・・」

ウォーレンが念話をしていた時、誰かの声が聞こえたのだった。
それは知っている人物であった。

「だぁっ!?ロメオ!!何でお前がいるんだよぉ!!?」

「「「「ええっ!?」」」」

ウォーレンの言った人物の名前に驚くウェンディ達。

『こっそり、クリスティーナに乗り込んでたんだ。
 こんな時に留守番なんて、冗談じゃねえ。』

ロメオは今、無限城の中にいる。

「バカ野郎!気持ちはわかるけどよ、今回は・・・」

「ロメオさん聞こえますか?」

2人の話にウェンディが入る。

『ああ。』

「とにかく、誰かと合流してください。」

「・・・どっちにしろ、時間がねぇ。残りの六魔将軍(オラシオンセイス)を倒して、
 ルーシィを助けなきゃなぁ!!」

『ああ。けどその前に、どっちに行ったらいい?』

ロメオは道を尋ねてきた。

「ナツ達が通ったルートを教えるから、そこへ向かって!」

「わかった!」

シャルルの言葉を聞き、ロメオは念話を切った。

「次は、ハッピー、リリー!」

『あい!』

『俺達もそこに向かう。』

ハッピーとリリーは、先ほどの話を念話で聞いており、すでに動いていた。

「頼むぞ。とにかく、サミエルを止めてくれ!」

『了解!』

『あいさー!』

リリーとハッピーは返事をし、念話は切れた。

「大司教様の容体は?」

「「「「「!?」」」」」

声の主にウェンディ達は驚く。バイロであった。
バイロの後ろにはゼントピアの兵がたくさんいた。

「バイロ!!?」

「あわわわわ・・・!」

「ひぇ〜!?」

「ちょ、ギルダーツは!?」

「彼なら、仲間とともに落ちました。まぁ、無事でしょうが。
 それより、サミエル達がどうなったか、わかりますか?」

バイロは普通に答え、普通に尋ねてきた。

「ルーシィを狙う必要は、もうないのよ!」

「六魔を全員倒せば、刻印を解除できるの!そうすれば・・・」

「しかし、ルーシィ・ハートフィリアが無限時計と融合してしまっては、
 手遅れになる。違いますか?」

ラキとシャルルの言葉に、バイロはそう言う。

「それは・・・」

「えっとぉ・・・」

ウェンディとミントはバイロの言葉を聞いて、何も言えなかった。

「道はまだ、残されております。」

「「「「!?」」」」

「大司教様!!!」

声の主は大司教であった。バイロとゼントピアの兵達は膝をつく。

「長く、辛い悪夢でした。自分の意思とは関係なく、
 人形の様に操られ、このような事態になってしまいました。
 ですが、この方達が危険を省
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