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バカとテストと召喚獣ing
() 僕とメールと文字
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で雄二なの?
  知るか

いつ試召戦争するの?
  未定

冬休み何かバイトするの?
  知らん

どうして部活しないの?
  面倒



「すべて失敗だね」
「じゃあ雄二を困らせるか」
「どうするの?」
「『助けて』だけ送る」
「うわぁ」
「やめて、ひかないで。そう来ると思ったけどひかないで」


「・・・やる」
霧島はメールを送った

助けて
(霧島→雄二)


30分後

「返事きませんね」
「うん。うんともすんとも言わないね」
「もう少しで下校時間だね。」
「読んでないのかな?」

それから10分経っても返事が来ないので皆は帰り支度して校門に居た。

「結局何で雄二は霧島さんには一言なんだろうね」
「さぁ?案外メールより直接話したい。っていう意志表示だったりして」
「雄二が?ないない!!そんな雄二が乙女チックな訳ないよ」
そして帰り出した頃。目の前の大通りの車道真ん中で自転車がもの凄い速さで動いているのが見えた。

「ぉぉぉ」

「あの運転手なんか叫んでるね」

「こぉぉぉ」

「あの暴走自転車こっちに来てない?気のせい?」
「気のせいではないと思います」
「あれってまさか」

「翔子ぉぉぉぉ!!」

「「「「雄二(坂本)!!」」」」

暴走自転車の運転手は雄二だった。そして暴走自転車は明久たちのところで急停止した。

「や、やぁ。雄

「大丈夫か?翔子!!怪我してないか?」
「うん。大丈夫」
「誰にやられそうになった?」
「あ、あのー。坂本くーん」
必死に雄二に声をかけるが雄二は翔子にいってて気がつかない。雄二をよく見るとまだ制服だった。おそらくあの『助けて』メールを見て自転車をずっと漕いでいたのかも知れない。汗だくで息も荒かった。

そして説明


「じゃあ『助けて』メールは架空でしたと?」
「はい」

「翔子!」
珍しく雄二が霧島に強い口調で話しかけた。
「こういう事はもうするな。本当の時でも俺が信じなかったらどうするんだ!!」
「ごめんなさい」
「と、はいうもののもしその時は俺がすぐ駆けつけてやるから心配すんな」
「うん」

「あのー。悪いんだけど僕たちの存在忘れてない?」

「・・・・」

「翔子」
「何?」
「あのメール考えたの誰だ?」
「吉井」
「ちょっと来い。明久」
「ちょっとそれはできない相談だなぁ」
「知るかぁーー」
そしてグランドに真っ赤な花ができました







「どうして雄二はメール返す時いつも一言なの?」
「.....言わなきゃだめか?」
「うん」
「....メールで話したら直接こうやって話す機会が減るから...」

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