暁 〜小説投稿サイト〜
ひねくれヒーロー
夢から覚めて
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記憶がちぐはぐではありませんか?

 私が思い出していただきたいのは、すべての始まりとなった六歳の誕生日のこと」



六歳・・・オレが、人柱力として不完全だと、失敗作だと判断された歳か

何かあったか?



「カーッ面倒くせぇ!!パルコだよパルコ!思い出しやがれ!」


「鴉!口を慎め!」


大人しくイタチの肩に座っていた烏が突如羽ばたいて叫んだ


・・・烏が、喋った・・・


え、あ、忍鳥って奴か?

混乱する頭で予測をつける



「あっしの名は鴉、レイヴンでも良いさね、恰好いいからさ!
 忍鳥として生まれ早数年、こちらのイタチの旦那のお伴をさせていただいてまさぁ
 とっとと六歳の誕生日を思い出すこと、それでパルコを止めるんだ!」



「いや、いきなり何を・・・・」



「察しの悪い奴だな!
 邪神はパルコなんだよ!
 父性母性に目覚めた賢孤はもういない、ありゃ邪神だ!」


「意味がわからんっ!げほっ」



吐血が止まらない


咳きこみ続けるオレを見て、イタチは静かに立ち上がった



暴れる鴉を抑えつけ、只一言、思い出せとだけ呟いて烏分身をといた



「・・・六歳・・・?
 ただいつも通り吐血して寝込んで、失敗作だと言われて・・・それだけだったような・・」



イタチが何故誕生日のことを・・・ん?

傍付きは基本的に仮面をつけていた

白を知っているということは、イタチも仮面をつけていたのか?




??・・・仮面をつけているから誰が誰だかわからないと、よく言われました??




オレが、イタチに、言ったのか?


・・・待てよ、オレに、日の国の情勢を教えていたのは誰だ?

最低限の教育として、文字を教えたのは、誰だ?




なんで覚えていないんだ?





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はい、オリキャラ鴉くん、♂です



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