暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos56輝ける希望を手に/明日への旅立ち〜End of Destiny~
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遠ざかった。

「普通の暮らしがしたい。それも半分本音。もう半分は、せっかく一緒になれたフェイトの側にもっと居たい。だけど、わたしの魔力ランクは恥ずかしながらEランク。お姉ちゃんなのに、フェイトと一緒に飛べない・戦えない・守れない。そう思ったら、なんだか情けなくなっちゃって、普通の暮らし、とか言い出しちゃった」

後ろ向きで歩くアリシアちゃんが寂しげに微笑んでペロッと小さく舌を出した。フェイトちゃんが「アリシア・・・!」アリシアちゃんに駆け寄って抱きしめた。わたしらは2人の邪魔をせんようにその場で止まる。

「逃げてたんだね、わたし。でも、もう逃げないよ。自分のやりたいこと、見つけたから。一緒に戦えないけど、フェイトを支えることが出来る仕事を見つけた・・・。スタッフ。わたし、スタッフになって、フェイトを、みんなを支える!」

満面の笑顔とピースサインをわたしらに向けてくれたアリシアちゃん。わたしらもアリシアちゃんの決めた夢を応援するために笑顔とピースサインを返す。これで晴れて全員が管理局入りが決定した。
そんで話題が戻る。ヴィヴィオちゃんとフォルセティ君?のことについて。リインフォースが「ヴィヴィオは、聖王女オリヴィエの身体特徴を色濃く受け継いでいましたが、なのはの夫となる者は、聖王家の縁者なのでしょうか?」むぅって唸った。

「そ、そうだよね! 子供が居るなら、やっぱりお父さんが居るわけで、私の旦那さまが居るってことに・・・!」

「しかし聖王家は途絶えたのではなかったか?」

「そこん所は、シャルやルミナに聞きゃあいいんじゃね? オーディンとエリーゼの子孫や、クラウスの子孫のアインハルトだって居るくらいだし、ひょっとしたらってことも」

当時のベルカを知るリインフォース達だけで話を弾ませてる。こうゆう時はちょう疎外感のようなものが・・・。結局、未来のことはその時になってみないと判らない、って結論が出た。それやのに、「もう1個、気になるんだけど。トーマがあたしを師匠って呼んだんだよな」ヴィータが話を続ける。

「ふむ。私のことは、姐さん、だったな」

シグナムもノったから、「わたしは、八神司令、やったな。とゆうか、なんでトーマ君とリリィさんにあんなに恐れられてるんかが解らへんのやけど・・・」わたしも話に交じった。トーマ君とリリィさんの態度からして、よっぽど恐いんやって思う、未来のわたし。でもなんでか解らへん。と、「私は、すずか主任、ってヴィヴィオちゃんに呼ばれたよ」すずかちゃんも入った。

「はやてちゃんは、海上警備部捜査司令で・・・」

「すずかは、第零技術部主任、だったわよね」

「結構な出世だよね、2人とも」

なのはちゃん、アリサちゃん、フェイトちゃんの目がわたしらに向けられる。トーマ君とリ
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