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幸運E−のIS学園生活
箒嬢のオリヒロ説(この小説内)撤廃を要求する!
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なって方が無理だわ。

「こ、この試合で私が勝ったらそ、そのだな………一緒に出掛けてくれないかな………?」

っ、それはあれかな。デートのお誘いかな箒嬢っというか貴方絶対に勝つから出掛ける事は決定ですよね?成程抜け目ねぇな流石です。

「(勿論良いぜ、幾らでも付き合ってあげる)」
「(っ!!!!あ、ありがとう!絶対に勝ってくる!!)」

あ〜らら更に元気になっちゃってまぁ。わっかり易い子だな本当に、まあそれだけやる気を出してくれてるんだからもう良いか(半分諦め)


既に男でありながらISを動かした存在である二人とイギリス代表候補生との模擬戦は終了し、注目すべき試合は全て終了したと言える。その二つの試合の後に、更に注目すべき試合が始まるというのに殆どの生徒はアリーナから退場していた。一方は織斑 一夏に勝利し、衛宮 心に瞬殺されてしまったセシリア・オルコット。そしてもう一方はこの試合で自らの退学を掛け金チップとした正真正銘のド素人であった少女、篠ノ之 箒。

だがその少女の纏っている覇気は素人ではなく一流の操縦士が纏う物に劣りはしない物。それもその筈、今日に至るまで心が直々に修練の相手となり腕を磨いていた。篠ノ之 束を先天的な天才とするならば、彼女は後天的な天才、努力によって大きな素質を秘めていた種を芽吹かせ成長する天才。箒は学園のISである量産型IS、打鉄の武装である剣を強く握り締めながら目の前の敵を睨み付ける。

「お前がどのように反省したとしても私はお前を許す気は無い、少なくとも私の気が済むまでは怒りを納める気は無い。心を貶した罪、私が断罪する」
「………それについては本当に失礼な事を申したと重々承知しております。今貴方に謝罪しても事実は変わりませんが申し訳御座いませんでした……」
「………オルコット、お前の謝罪の気持ちは受け取った、だが他にいる相手がいるだろう」

私に負けて謝って来いと剣を向ける箒、それに対し勿論です、ですが代表候補生として負けるわけにはいけませんわ!と気合を入れなおすセシリア。そして戦いの口火は切られた。

先手を取ったのは蒼い雫ブルー・ティアーズを纏うオルコット。打鉄を纏った箒は武士を思わせるのと対照的に彼女は麗しい貴婦人に思える。巨大な特殊レーザーライフルを構えそれを正射、エネルギーの弾丸であるレーザーは真っ直ぐ箒へと向かっていくがそれを最低限の動きで回避する箒。続けて2射、3射と放つが全てを見切ったように避ける武士。本当に操縦者として初心者なのか疑いたくなってくる。

「当たらない…!」
「右腕の左」

見える、ISのハイパーセンサーを駆使し箒はセシリアの視線、指の動きなどを見ていた。それで狙いって来る場所をある程度の目安をつけてからそこから身体を動かして退かす。それだけの
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