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ウルキオラの転生物語 inゼロの使い魔
第1部 ゼロの使い魔
第2章 ゼロの使い魔
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た奴を十刃(エスパーダ)という」

「あんたもこの十刃…なの?」

「まあな…そして十刃はその名の通り十人いる。そして殺戮(さつりく)能力が高い順に一〜十の数字が与えられる」

「ということは…一の数字を持つ十刃が一番強いということですか?」

「ああ…そして十刃はそれぞれ人間を死に至らしめる死の形を司っている」

「人間を死に至らしめる…死の形…ですか?」

「ああ…そうだ…第10十刃から順に、憤怒、強欲、狂気、陶酔、破壊、絶望、虚無、犠牲、老い、孤独だ」

「虚無!?…虚無ですって?」

ルイズは驚いたように言った。

「どうした?…虚無に何か思入れでもあるのか?」

「虚無は我々の世界では失われた魔法なんじゃよ」

「そうか…だが俺たちの世界では魔法ではなく、死の形だ。貴様らの言う魔法とは根本的に違う」

「そのようじゃな…」

ウルキオラは映像を止めた。

「分かったか?」

「うむ…実際にこうして見せられてはのー…」

「そうですわね…信用に値すると思います」

「そうか…」

少しの沈黙があった後、ルイズが口を開く。


「あ、あんたは…その…十刃ってやつなんでしょ?」

「ああ」

「じゃあ、あんたは一体何番目なの?」

ルイズがそう言うと、コルベールが口を開く。

「確かに気になりますな…」

「あれ程の魔力を持っておるのじゃ…一か二辺りが妥当じゃろう」

オスマンはウルキオラにディテクトマジックを放っていたので、ウルキオラの魔力量を知っていた。

オスマンがそういうと四人がウルキオラを見る。

「まあ、教えてやってもいいか…」

ウルキオラはそういうと、服のファスナーを下ろした。

すると、胸元の穴と数字がみえる。

まず、胸の穴に視線がいく。

「あ、穴が…。い、痛くないのですか?」

「これは虚になる時に失った。痛みはない。生命を維持する上で問題もない」

「そ、そうですか…」

「本当に人間ではないようじゃの〜。」

「ああ」

次に、左胸に刻まれた数字に目を移す。

「え…四…ですか?」

「な…」

「四…じゃと…」

「四…ですって…」

どうやら、ウルキオラの力はルイズたちには大きすぎたみたいだ。

「ああ、第四十刃 ウルキオラ・シファーだ」

驚きの余り、四人とも呆然としていたが、ルイズがあることに気づく。

「ちょ、ちょっと待って…四ってことは、司る死の形は…」

そして、他の三人も気づいたのか驚愕する。

「ああ、俺は第四十刃…司る死の形は…」

少し間を開けて言った。

「虚無だ」





その後、ウルキオラはオス
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