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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
ドロマ・アニム再び!!
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ドロマ・アニムはドリルを止めようとさらに動き回る。

「よし、この隙に。」

俺はクリスティーナ改に降りる。

「ウェンディ、この魔法封印解除できないか?」

俺はウェンディに尋ねる。

「うん、任せて!!」

ウェンディはそう返事をしてくれる。

「やっぱ頼りになるよ。」

「お兄ちゃんの為なら。」

ウェンディは早速この魔法封印の解除を解こうとする。

「魔法による封印などのなら・・・・・・フリール!」


パァァッ!


「できたよ!」

「助かったぜ!!!」

俺はウェンディに礼を言う。



ガガガガガガガァッ!!


「よし、穴が開いたぜ!!」

ケイさんがそう言う。ドリルで少しの間、同じ所を当てていた為か、
さすがのドロマ・アニムにも穴が開いた。

「開いたつっても、小せえじゃなえか!!」

エルフマンさんがそう言う。大体1センチぐらいの穴であった。

「いや、十分だ。シン。」

ケイさんはシンさんに粘土の銃を渡した。いつのまに出したんだ・・・。

「わかってる。」

シンさんは何か弾の様なモノを入れ、ドロマ・アニムの胸部に狙いを定める。

「・・・・・・・・・っ!!」


ドォン!!カン!!


弾が丁度、穴の開いた所に当たる。

「んだよ!!全然だめじゃねえか!!!」

グレイさんが怒鳴ってそう言う。

「いいや、当たって穴に入ってればいんだ。俺の魔法を使ってな!!」

シンさんは自信を持ってそう言う。

「咲け!!電気を喰らいし、雷薔薇!!!」

シンさんの言葉と同時に、弾が突然薔薇の花が咲き、
茨がドロマ・アニムを襲うのだった。
茨はドロマ・アニムの体全体を絡み付く。
さらに、ドロマ・アニムの口を塞いだのだった。

「薔薇!!?」

俺は驚く。

「俺の魔法は薔薇魔法。あらゆる種類の薔薇を咲かせる事もできる。
 そして、あれは雷薔薇、電気などを主に養分とする珍しい薔薇だ。
 養分を多く摂れば摂るほど、成長も早く、茨は強力になる。」

シンさんはそう説明をした。

「これで、魔法吸収と電気の方は心配ない筈だよ!!」

「よし、いくぞ!!みんな!!!!」

「「「「おう!!」」」」

「「はい!!」」

エルザさんの言葉に俺達は返事をする。

「はぁぁっ!!!」

「雷帝・槍電(そうでん)!!!」

「アイスメイク・戦神槍(グングニル)!!!」

「ビーストアーム・鉄牛!!!」

「鉄竜の・・・」

「天竜の・・・」

「光竜の・・・」

「「「咆哮!!!!!」」」



ドガーーーーーーーーーーーー
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