暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜朱の戦士〜
第八十五話 Guardian
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ェルダン。
ゆっくりとした動きだが、威圧感のせいでシェルダンの身体が巨体に感じられた。
部屋の隅に追い詰められる。
するとルナの声が電子頭脳に響いてきた。

ゼロ「(これはシンクロシステムか?)」

電子頭脳の波長を同じにしてリアルタイムでレプリロイド同士の機能を共有するシステム。
このシステムは、絶対に会話を傍受されないという特徴を持っているが、共有化するというのは情報だけではなく感覚まで共有してしまう。
下手をすれば共有化した痛覚によりダメージが倍になるというデメリットもある。

ルナ「(ゼロ、シェルダンのシールドは時々薄くなるんだ。薄くなった瞬間に一撃を入れろ!!)」

それだけ言うとこれ以上のシンクロは危険と判断したのか、シンクロシステムが解除される。
そしてルナの助言通りにシェルダンのシールドが薄くなったのを狙ってチャージしたリコイルロッドの一撃を喰らわせた。
それを受けたシェルダンはのけ反る。

ゼロ「悪いがお前を倒す!!」

セイバーによる斬撃を絶え間無くシェルダンに浴びせる。
しかしどんなに攻撃を浴びせてもシェルダンの闘気は失せなかった。

シェルダン「我が命に代えても、あのお方を…」

ルナ「おいおい…」

ゼロ「チッ!!」

ゼロは身体が傷つくのも厭わず、シェルダンに突進した。

シェルダン「何を…」

意識が遠退く、首筋の攻撃がシェルダンの意識を奪ったのだ。

ゼロ「お前を死なせたくない…だから…」

自分でも甘いと思うが…。

ルナ「こいつはハンターベースに転送すればいいな?」

ゼロ「ああ、頼む」

シェルダンをハンターベースに転送した後、2人は戦場を進む。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ