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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
第二話 腹違いの妹!?有り得るから怖い!その八
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ことがあった、詩織さんのことで。それでだった。
 僕は晩御飯の後だ、畑中さんに声をかけた。そうしてこう畑中さんに言った。
「二人だけでお話をしたいのですがいいですか?」
「はい、何でしょうか」
 畑中さんはこの時も礼儀正しく僕に応えてくれた。
「私でよければ何なりと」
「それじゃあ場所は」
「書斎は如何でしょうか」
 三階のあの部屋でとだ、畑中さんは僕に申し出て来た。
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