暁 〜小説投稿サイト〜
高校生エレクトローター
二十四話 英戦(イング)
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
it even if you do not say…」




広翔はそう言って睨んだ。




『…Oh, Then please die !!』






《バン !!》


大きい銃声が街に響き渡る。



「っ !」




弾丸は的をとらえなかった。







人質に取られている人達は怯えながら震えて見ているだけ。





『What… !?』


テロリストはもう一度銃を構える。




《バンッ… !!!》








二度目の銃声が鳴った。ー





・・・・




二度目も当たらない。


広翔は身体を簡単に反らして避けた。





「…Bad Distance like this does not win the bullet.」




広翔は静かにそう口にした。挑発の様に。




『・・・ Do you have ability?』




テロリストも銃を撃ったにもかかわらず、対した口調で話す。

何人も人を殺して来たのだろうか。

対した精神力である。





「・・・Yes, I do. Did you know the 【Raikoad gun?】」





広翔は鉄片を一個拾った。




【Raikoad gun】=超電磁砲(レールガン)





レールガンとは、

従来の火砲とは異なる加速原理を利用した砲の一種であり、本来は2本のレール状金属電極間に,弾丸と電極間を電気的に接続する電機子を挟んだ型のもののことを指しているものである。



レールと電機子に電流を流すと、フレミングの左手の法則による力が生じるため、電機子と弾丸が加速される。

という原理である。





簡単に言うと、磁石の同じ極の反発性を利用した究極版である。





・・・・・





『・・・・・・』



テロリストはもう一度構えて広翔に焦点を合わせた。





広翔にはこのテロリストは何を思っているのか、全くもってわからない。

今から死ぬということを実感していないようだ。








[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ