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仮想空間の歌う少年
3ー3発目
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詩乃助けて。詩乃と一緒に飯食って、自分の部屋に戻って寝た。」
「そうか…なら、朝田さん助けた後と飯食うまでの間の時間覚えてるか(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)?」

間?あれ?えっと…

「覚えてない…?なんで…?」
「そうか…もういいぞ。」

父さんは依然。険しい顔でこう言った。

「時間ないから単刀直入に言うぞ。…また違う人格が出てきてるぞ。」
「え…?でも…?」

父さんは腕を組んで話し始めた。

「ああ。…あの事件の前まで『僕』という人格がお前として生活してたが…SAOに囚われてた時に人格が融合してなんとか『雪宮佳』として戻ってきた。
…だがその人格がまた出始めている。」
「なんで??」

おちゃらけられない現実を突きつけられ。だが父さんは椅子から立つと

「お前…まだ郵便局のあの事件ひきづってるのか?」

そう言うと父さんは診察室から出て行った。

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