「ソードアート・オンライン~隻腕の大剣使い~」の感想

ボーンアックス
 
コメント
ボーンアックスです。

 来ましたね……スカルリーパー戦。
 原作よりも文章量が多く、主人公であるライリュウに、キリトやアスナは勿論、クラインにエギルの活躍も増えていて、単に原作をなぞっただけで無いのが良いと思いました!

 四匹の獣って表現がもう、ね。
 あと地味に原作より犠牲者が少ないのは、やっぱりライリュウのお陰ですかね。
 ムカデの如く這い、しかし素早いスカルリーパーの動きに、二刀流が、両手剣が、細剣が、刀が、両手斧で喰らい付き、漸くスカルリーパーを討伐!

 しかし―――ヒースクリフの正体をキリトが暴き、物語は急加速……。
 茅場晶彦であり、ラスボスとして立ちはだかる筈だった彼と、キリトの代わりに立ちあがったライリュウとのデュエル―――否、殺し合い。
 ディアベルやゴドフリーを筆頭とした家族と会話できなった者達、グリムロックなど家族との幸せを結果的に崩してしまった者達、《笑う棺桶》等殺人者として狂わされた者達…………何より《リトルギガント》を滅ぼした世界を作り、招いた張本人。

 その元凶中の元凶と、いよいよ決戦の時……!


チヨメ 「ソードアート・オンラインがなきゃ生まれなかったもんもあるけど……でも、失った物だってデカくて多いんだよな……」

確かにソードアート・オンラインが無ければ、キリトがアスナやクラインと出会う事はなかったね。
……けどディアベルやゴドフリーが死ぬ事も無かったし、グリムロックが妻殺しの凶行に走る事も無く、《笑う棺桶》も狂わなかったと考えれば―――失わせたモノは大き過ぎる……。

 何より《リトルギガント》為……頑張れ、ライリュウ!

では次回もお待ちしております―――ボーンアックスでした。 
作者からの返信
作者からの返信
 
醤油ラーメンです。

ラ「ライリュウです」

文章はTSUTAYAでレンタルしたDVDを見てライリュウがいたらどうなるかと考えて表現をしてみただけだったので、そんな風に言っていただけるとうれしいです。

男は皆、気高い狼です。最初は狼と書こうとしたのですが・・・

ラ「オレ、オオカミ、チガウ。ドラゴン」

そういう事で、獣にしました。
原作では14人のプレイヤーが犠牲になりましたが、《オーバーロード》の発動で10人に抑えられました。

ラ「茅場は必ず・・・オレが殺す!」

全ての元凶である男が目の前にいる。この男を倒せば全てが終わる・・・次回もお楽しみに!