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『自分:第1章』

作者:零那
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『虐待内容』

書ける範囲で。

言葉の暴力。
仲間外れ。
御飯抜き。
水分抜き。
宿題禁止。
セクハラ的身体計測。

たまに御飯くれるけど、その時は胡椒と一味ごっつい入った激辛ラーメン。
1分以内に食べろ。
ひとくち食べて咳込むと御飯は終わりで、おしおき。

唐辛子を舌の上に数時間置かれて、後に熱湯を流し込まれる。

揚げ物油の真ん前に立たされて、水を入れてわざと油弾かせて、怖がる姿を見て笑われる。

真夏の炎天下の中、ウナギ釣り用のミミズを桃畑で太いの100匹見つかるまで帰れん。
朝から夜迄探して掘った事も。
死んでたり弱ってたりすると捨てる。
それは後で土にかえしに行く。

母さんと喋るの禁止。

風呂洗いせぇ言われて排水溝の周りも綺麗にしたら、其処は風呂じゃ無いっておしおき。
五右衛門風呂やから、排水溝は、網を開けて栓を廻して抜いてお湯が出る。
その周り全体がヌメヌメやったから綺麗にしただけ。


釣り竿でムチのように首から背中、お尻、足迄、体の後ろは全身ミミズ腫れ。

真冬の洗濯は昔の二層式やけどゴム手袋無し。
手が凍りそうで動かんくても監視の元10秒以内。

食器洗いも同じ。
無茶な時間制限。
勿論水洗い。
汚れ、油も落ちん。
時間超す。

結局毎回おしおき。

ウジ虫湧いた生ゴミ処理。
素手でやらされる。

灰皿の中身はトイレに捨ててた。
灰皿もトイレに落とした言うて取らされる。
汚物は勿論、ウジ虫だらけ。
其処に素手を入れる。
何時間かかってもそんな勇気は無い。
泣き続けた。
絶対に嫌だった。
それでも無理矢理やらされた。


真冬の真夜中。
玄関に立たされて頭から冷水をかけられる。
防火水槽の横のデカイ洗い場で何時間も毛布を足踏み洗い。
わざわざ氷持ってきて入れてくる。


釣りの餌の小さいエビ捕りに行け言われて足りんかったら帰れん。


松ヤニが出よる大黒柱に空気イス。
下には剣山。
1日中。
真冬でも異常な汗が出る。
剣山が刺さるって恐怖。
泣きながら震えながら耐えた。
足がガクガクで辛いってモンじゃない。
こんな理不尽なイジメに耐えるくらいなら死にたかった。

腕立て伏せの指立てバージョン。
手の平が少しでも付くと背中~太股にかけて釣り竿ムチ。

腕垂直。
真っ直ぐ前に腕を出す。
脇は90度。
指先までピシッ!っと。
少しでも動けば下からハエタタキの持つ所でムチ。
二の腕に分厚いミミズ腫れ。

基本の筋トレ3種。
部活でするレベルじゃない。


丸1日とか死ぬ方がマシ。


クーラー満タンに釣った魚を全部生きたまんま捌けって。
ウナギは1匹1分以内。
タコのヌメリ取り~カラス取り迄全部で1分以内。
ワカメ干すのも無茶な時間制限。
おしおきは当然。


ニワトリの血抜きに頭のないニワトリの足を持たされる。
捌かされる。
残骸を川に捨てに行かされる。
川に行く為には、真っ暗な道と神社を通る。
其処は零那にとって恐怖。

其の神社のトイレは外から鍵がかかる。
其処に監禁される。


玄関先の段差に正座。
ごっつ太くて重い丸太を足に乗せられる。
気分次第で半日か丸1日か。


薪を切りに山に行って、木を切って割って、一輪車に積んで自分と同じ背の高さになるまで一杯にせな帰れん。
虫だらけでソッチの恐怖もある山で1人で丸1日。


学校給食持ち帰り可能なパン、デザート、ミルメークを必ず持ち帰り、渡す。

授業や部活で作る作品はゴミ同然で燃やされる。
持って帰らないのは許されない。
当時は家でドラム缶でビニルも燃やしてたから何でも燃やされた。


その燃やしカスの灰で汚い野菜を1分以内に綺麗に洗えと。
時間以内にして汚れが残るか、丁寧にして時間超すか、どっちにしろおしおき。
やから丁寧にしてた。


其れが逆に気に入らんかったらしい。


ハメ(マムシ)取りに夜は神社に連れて行かされる。
風邪引くと其のハメのミイラを食べさせられる。
乾燥しきってないと涙もん。

生姜すりおろして湯を入れただけのものを1リットル一気飲みさせられる。


日本脳炎予防接種で、水銀が溶けて壊れるほど高熱でも濡れタオルとハメのミイラ。


釣り針で膝の身を抉られた時も、赤チン、脱脂綿、テープのみ。
白い身が出てて怖かった。
そんなんお構いなし。

おしおきは高熱でも怪我の時でも関係無し。

理不尽な暴言、暴力、おしおきは当然毎日。

精神的に追い詰めるような人格否定は、おしおき中も続く。


必要なバス代もくれない。
明け方に脱走。

性的暴行。
レイプ。
直接的行為だけじゃ無い。
全裸で居らされる。
全身舐められる。
何時間もフェラさせられる。
顔射される。
瓶に溜めた精液を全身に塗られる。
あらゆる屈辱行為を受けた。


自殺未遂。
殺人未遂。
繰り返した。


1日24時間を耐え抜く事が必死。
生きていく意味も理由も無い。
それでも生かされ続けた。


子供は成す術も無く無力な存在。
周りの大人も其れは同じで無力だった。
悲しい現実。


大阪に居た頃は
母さんからの育児放棄。
都合良く使われる道具。


再婚してからはオッサンからの虐待とレィプで人生絶望。
それでも何とか生きてて。
生かされてて。

殺されてしまう子も居る中、命があるだけ感謝するべきなんだろう...とは思う。


でも、死んだ方がラク。
殺してくれた方がラクなときもあるのも事実。

『虐待』
ひとことで言うと簡単。
でも、されてる子の数だけ悲痛の叫びがある。

 
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