| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

花宮さんと妖怪スクール

作者:ジンジル
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

花宮さんは迷子になる

とりあえずあの後校舎に入ったのはいいが…
「何処だよここ!!!!」
どうやら私は迷子になったらしい。
私はそこまで方向音痴なつもりはない。
昔家の周りをふらついてたら勝手に迷子になったり
スーパーとかで迷子になるがそこまで方向音痴ではないと思う。多分ね。
とりあえず職員室の道を聞こう
「あっ…あっ…あのっ」
私は有り得ない程吃りながら背の高い栗色の長髪のお姉さんに聞いた
「なんだい?お嬢ちゃん」
お嬢ちゃんて言われても中身はお婆ちゃんだけどね!!
「あの…職員室ってどこでしょうか?」
私はそのお姉さんにに聞くと
「職員室?職員室はそこをギャンッって行って右にスィーって言って
またギャンッて行くとあるよ!そんじゃあねお嬢ちゃん!」
「…」
ギャンッて行ってスィーって行ってギャンッだとわからないよお姉さん。
笑顔が凄く素敵だけどわからないよ。
私がしばらくそこに立ってると
「…連れてってあげる」
と何処からか声がした私がキョロキョロ周りを見るとその声の主は前にいた。
気配を消すのが得意なのだろうか。
「わからないでしょ今さっきの説明だと」
男子にしては小柄なその子はそう言うとその職員室に向かって歩き出した。
その彼を見失ないそうになりながら私は必死について行った。
彼はコミュ障なのかただ単にクールなのか案内の途中は全然喋らなかった。
「ねえなにボーっとしてんの?もう職員室だよ」
彼は私を菫色の目でジッと見てきた。ワオ美少年。私は彼の声を聞き取ると
「有難う御座います。あの貴方のお名前は?」
と言葉を発した。そうすると彼はポケットから手帳とペンを取り出しささとペンを滑らせた。
そしてその何かを書いたページを破り私に渡してどこかに行った。その紙には
『一薙助』
と書かれていた。一は苗字だろうか?読みははじめかいちか?それにしても一なんて苗字は生きてて 一度たりとも聞いたことがない。まあそんなことは後で考えよう。
そうして私は職員室のドアを開けた。

To be continued...



 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧