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MUVLUVにチート転生者あらわる!?

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第五話

 
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悠斗side


午前8時。我々は、秘密基地潜水艦ドックに帰港した。秘密基地は海底火山の噴火で出来た島だ。島の大きさは、長さ百キロメートル、横幅百キロメートルの巨大な海に浮かぶ断崖絶壁でできた要塞島になっており、島北部から中央部まで軍事基地になっており、南部は民間人が住める環境になっている。基地の中の設備は、潜水艦ドックと洋上艦ドックはセットになっており、島の中に大空洞がありその中に入ることで存在を秘匿するのが可能である。秘密工作などをやられにくい利点がある。出入口も八ヶ所あり、出港も入港もスムーズに行える要になっている。警備も万全で、島の至るところに湾岸砲がメガ粒子砲の隠し銃座がセットされており、その他に隠しミサイルランチャー、隠し大型ガトリングガン銃座が島の全土に隙間なく配置されており、所属不明の船や航空機や人間が、半径百キロ以内に感知されると即座に自動排除を行ってくれる。うん。夜も安心して寝れるね。次に地上施設だけど、滑走路が、南北に延びていて全部で6本あり、マスドライバー(シャトル打ち上げ場)は、3ヶ所ある。横浜基地より、でかくて大きい。宇宙軍設立しても楽々打ち上げできるよ。地上MS収容施設が八ヶ所あり、航空戦力施設が三ヶ所有る。MS収容施設の広さは、一棟216機(2個連隊)入るスペースがある。航空戦力のほうも、同じ大きさである。指令部は2種類あり、地上指令部、地下指令部、の2つだ。地下には、プラントがあり其処で、色々な物が生産可能になっている。電気は無限原子炉から送られてくる。この原子炉の不思議は核燃料棒の補充が必要なく、メンテナンスも必要ないということだ。また、この原子炉は何故か無限のマークが刻まれている。

え?何で上陸したばかりなのに、そんなこと知ってるのかって?神様から教えてくれたチート能力に決まってるじゃないですか。だって俺は今、自分の目の前にいる人にビックリしてますもん。なんで貴女がここに入るんです?これも神様のアフターサービスだとしたら、ご都合にも程があるでしょう。
悠斗sideout



???sideout



初めてまして。私は今、国連事務総長直轄部隊の基地に居ります。私の生まれ故郷のフィンランドは、BETAの手に落ちアメリカでの難民生活を強いられてきたわ。私は、母と妹の為にアメリカの市民権を得るために軍入隊した。私は衛士適正があったおかげで、幾分良い給料をもらっていた。私は所属していたのは、アメリカ陸軍第66戦術機甲大隊だった。其処には、私と同じような理由で、入隊したアメリカ人以外の人間達で組織されていたわ。上官の少佐はアメリカ人であったけど、差別をするような人ではなかったわ。衛士になって間もない私に、有る組織が接触してきた。CIA(アメリカ中央情報局)だったわ。
私の難民キャンプに居る家族を人質にとり、私に工作員になるように脅してきた。
私は直ぐに返答はできないと言って待ってもらった。凄く悩んだ。だって家族を人質に取られているし、だけど仲間は裏切りたくない。身も心も、張り裂けそうだったわ。そんな時だった、公園でベンチに座り悩んでいる私に初老の男性が話しかけてきた。その男性からの言葉に驚いたわ。だって行きなり声をかけてきて、私が返事をしたら、「貴女の家族は、国連で保護いたしました。安心してください」と。初めは冗談かと思ったけど、私が悩んでいる事は、誰にも話していなかったから、本当だとわかった。何故助けてもらったと、尋ねたら「貴女が衛士として優秀であり、私の依頼人が貴女達の様な人達を、助けている人だから」と。正直年甲斐も無く泣いてしまったわ。まるで、おとぎ話の白馬の王子様みたいじゃない。本当にあのまさか、あの最年少大佐であり、国連事務総長直轄部隊の隊長で世界最強の衛士として、名高い彼がこんな一人の女の為に動いていたなんて、信じられなかったわ。倒したBETAの数は、一万体を越えているとされ、大陸方面の、ありとあらゆる戦場に参加する生きる伝説。また、顔も良くまだ結婚していないから、沢山の国から求婚がくるも、全部断っている人。 そんな彼が私を助けててくれた。もう、感謝しても仕切れないくらいだったわ。そんなこと考えていたわ。

「不動大佐は貴女を必要としている。もし良ければ彼の元に行かないかね?貴女が望めば直ぐに此方で手を打ちましょう。大丈夫。家族と一緒に移住できますから」

「はい。喜んで行かせてぐたさい」

「分かりました。では、準備して待っていてください。此方から迎えに行ききますので」

そう言って初老の男性は去っていった。私その背中に礼をして見送った。彼から連絡が来たのは二日後だった。
彼の車に乗り車の中で家族と再開した。三人で抱きしめ合った。聞いたらCIAに捕らわれていたら、初老の男性の仲間が交渉して母と妹を助けてだしてくれたの。その後、二人に危害が及ばない安全な場所で匿っていた。暫くの間、家族と話していたら車が止まった。降りると、輸送機のCー5が待機していた。全員で乗り込み、輸送機が飛びった。機内で一夜を過ごした。次の日に基地にたどり着いた。私は家族と別れ、初老の男性に指示された通りに、基地に向かい潜水艦ドックにて待っていた。すると、8時丁度に見たことのない潜水艦が帰港した。私は出迎えの為に身なりを整えて待っていてると、ハッチが開き中から船員が出てきた。
最後に出てきたのが、私たちを助けてくださった、不動大佐だった。此方を見ると、驚いた顔をされた。一番乗りが自分たちじゃないことに驚いたのかしら?これから、挨拶して仲間として頑張らなくちゃ。出来れば女としてもね。



???sideout



悠斗side



えー、潜水艦を降りたらなんと、神様から貰った基地に原作キャラのイルマ・テスレフさんが、国連軍の制服着て待っていました。なんで?原作キャラいんの?てか、一番乗りが俺達じゃないの?ラル大尉や、ドライゼ中佐は挨拶してるし、他の船員も挨拶してます。取り敢えず挨拶しますか。


「初めまして、国連事務総長直轄部隊メビウス所属不動悠斗大佐です」

「初めまして不動大佐。私は国連事務総長直轄部隊メビウスに本日付にて異動になりましたイルマ・テスレフ中尉であります」

あれ?階級上がってますよ?この人少尉じゃなかったか?

「大佐。この度、私の家族を助けて頂きありがとうごさいます」

そう言って、深く頭を下げるテスレフ中尉。なにそれ?俺は何にも知りませんよ?あれですか?神様またなんかしてくれたんですね。まあ、原作だと家族人質にされて、CIAに使われて死んだからな。まあ、俺の元に来たのは以外だけど生きて行けるならいいか。何にせよ話を合わせるか。

「いや、テスレフ中尉達家族が無事で良かったよ。君みたいなやさしい人に酷い事をさせようとする、アメリカが許せないからね。気にしなくて良いよ」

「しかし、それでは私の気が晴れません。何か、お礼をさせてください」

弱ったよ。俺、あんまり女性慣れしてないから、テスレフ中尉みたいな綺麗な人が近ずいてくるときついんだよ。ちょっと、テスレフ中尉から良い匂いがするし。ヤバイね!ラル大尉や、ドライゼ中佐はニタニタしながらこっち見てるし。てか、見てるなら助けてよ!理性が辛いんですよ。

「テスレフ中尉、少し近くないかい?」

「あ!す、すみません」

顔赤くしながら下がってくれた。ヤベ!ちょっと、ドキッとしたよ。前世は、女性とこうゆうことしたことなかったし。

「お礼の件はまた今度にして、君はどうやって此処に来たんだい?」

いや、さすがにこれは重要だよ。ここは秘密基地なんだから、何処からか情報が漏れていたら大変なことになるから。

「はい。私達を、助けてくれた初老の男性に此処まで連れてきて頂きました」

「初老の男性?名前は、なんて言っていた?」

「いえ、名前は伺っておりません。家族を案内に向かいましたので、暫くしたら来ると思います」

初老の男性?誰だ?やるとしたら、神様位しか思い浮かばん。待つしかないか。打つ手が浮かばんからな。

「分かった。俺は、佐官室にて作業を行う。テスレフ中尉は、ラル大尉達と共に、基地司令部に行ってくれ。ドライゼ中佐は、俺に着いてきてくれ。会議を行う」

「分かりました。ランバ・ラル大尉此方にどうぞ」

ラル大尉とテスレフ中尉達は、潜水艦ドックを去っていった。

「さて、人払いはしたから、出てきてください神様」

「フフフ。よう気がついたのう」

俺の前に初老の男性の姿をした神様が出てきた。

「たく、何してるんですか!原作キャラがいたからマジでビビったぞ!」

「なーに、ただのアフターサービスじゃよ」

「何がアフターサービスだ!俺の寿命がストレスでマッハだよ」

「良いじゃないか、ハーレム作れば良いんんじゃよ」

「絶対いつかぶっ殺す」

「大佐。落ち着いてください」

ドライゼ中佐が俺を宥める。正直止めて貰わなきゃ殴ってたよ。

「まあ、ワシができるアフターサービスは此が最後じゃよ。頑張って世界を救うのだぞ。あと、国連事務総長はワシが用意しといた奴だから、安心して良いぞ。じゃあね」

それだけ言って、神様は消えて帰っていった。

「言われへんでも、頑張って世界を救うよ。取り敢えず、人材足りないから呼び出しますか」

すぐさま思考を、切り替える。あとは、なるようになれだ!まずは、デラーズフリート兵五万人(パイロット、整備兵など)司令官に、エギーユ・デラーズ中将、ノイエン・ビッター少将。ギニアス・サハリン大佐。コンスコン准将。ユーリ・ケラーネ少将。フォン・ヘルシング大佐。キリング中佐。エースパイロットから、黒い三連星のガイア大尉、マッシュ大尉、オルテガ大尉。
荒野の迅雷、ヴィッシュ・ドナヒュー大尉。ニムバス・シュターゼン少佐。 ジオン公国第6位の撃墜記録を持つ、ギャビー・ハザード中佐。 トーマス・クルツ大尉。カラカル隊隊長、ロイ・グリンウッド少佐。ジオン公国第8位の撃墜記録を持つ、ロバート・ギリアム大尉。
真紅の稲妻、ジョニー・ライデン少佐。ニュータイプと噂された男、イアン・グレーデン中尉。白狼の、シン・マツナガ大尉。ワンショットキラー、ブレニフ・オグス中佐。ノリス・パッカード大佐。アイナ・サハリン少尉。サイクロプス隊隊長、シュタイナー・バーディー大尉。ミハイル・カミンスキー少尉。ガブリエル・ガルシア曹長。アンディ・ストロース曹長。バーナード・ワイズマン伍長。ソロモンの悪夢、アナベル・ガトー少佐。シーマ・ガラハウ中佐。ケリィ・レズナー大尉(左腕あり)。カリウス少尉。フラナガン・ブーン大尉。クランプ中尉。エリオット・レム中佐、赤い彗星、シャア・アズナブル大佐。ジェラルド・サカイ少尉。マサヤ・ナカガワ中尉。クラウレ・ハモンさん。を、呼び出した。一瞬眩しい光に包まれ腕を上げ、光に背を向ける。光が、収まった後、振り向いて見ると、其処には俺が呼んだ人達が整列していた。ドライゼ中佐は、ビックリしてポカンとした顔をしていた。

「貴殿が、私達を呼んでくれた不動悠斗大佐ですね。私はエギーユ・デラーズ中将と申します」

デラーズ中将は、右手を差し出して握手を求めてきた。

「はい。デラーズ中将。私がお呼びしました」

俺も右手を差し出してガッチリと握手した。

「情報は、既に頂いております。この母なる地球からBETAを、根絶やしにしてやりましょう」

「デラーズ中将。今人類は、危険な状態にあるのに今だに一つになれていません。今は、力を蓄える時期なのです。かつて、あなた方が三年の月日を耐えたように」

「分かっております。耐えることには馴れておりますから」

「では、此からの動きを考えるために、中央司令部に行きましょう」

「そうですな。まずは、此からの動きを考えてからでも、遅くはありませんからな」

他の隊員達に指示を出し俺とデラーズ中将、ガトー少佐、シーマ中佐、ハモンさん、クランプ中尉と他の隊員達と共に、ラル大尉とテスレフ中尉が待っている、中央司令室に向かう。司令室に着いて、ラル大尉とテスレフ中尉と合流し、デラーズ中将達と挨拶を交わした。今後の詳しい予定を話し合うのは明日行うことに決まり、俺は司令室を後にしプラントの生産能力でどれくらいの兵器や衣食住に関わるものが生産出来るのか、いくら金がかるのかを確認するためにプラントに向かった。15分後、生産プラント中央コントロール室の前に着いた。この中央コントロール室に入るには、ドアの右側にある、網膜照会機能に右目の網膜パターンを照会してドアが開き中に進むと、ドアの前に指紋照会機に左手を乗せ指紋パターンの照会をしてドアが開く。部屋の作りは前面がガラス張りになっていて、プラントから生産されている物を確認出来るようになっている。俺は、部屋の中央に置いてあるパソコンの電源を入れる。

「こいつ、動くぞ!」

画面に、ネオ・ジオンのマークが浮かび上がってきた。(なんで?ネオ・ジオン?)作者が好きだからです。
今、電波を受信した気がする。
まあ、電波はどうでも良いとして、今の画面には現在の生産状況が表示されていた。

MS生産ライン稼働率、100パーセント。生産MS、MSー06ザクⅡF型、日産100機。MSー07Bグフ、日産30機。MSー06Kザクキャノン、日産50機。MSー07Bー3グフ・カスタム、日産10機。現在の在庫数、ザクⅡF型、1000機。予定数量、8000機。グフ、300機。予定数量、400機。ザクキャノン、在庫数500機。予定数量、3000機。グフ・カスタム、在庫数、100機。予定数量150機。

支援車両生産ライン稼働率100パーセント。生産車両、ホバートラック(神改造済)、日産40両。ホバーカーゴトラック、日産40車両。マゼラ・アタック(神改造済)、日産60車両。61式戦車(神改造済)、日産60車両。陸戦艇ビッグ・トレー(神改造済)、日産10隻。RMVー1ガンタンクⅡ、日産100機。現在在庫数、 ホバートラック、400車両。ホバーカーゴトラック、400車両。マゼラ・アタック、600車両。61式戦車600車両。ビッグ・トレー100隻。

航空機生産ライン稼働率0パーセント。ガルダ級空母。日産0機。在庫数 アウドムラ1隻。スードリ1隻。メロゥド1隻。ガーウィッシュ1隻。ガルダ6隻。


食料品生産ライン稼働率50パーセント。在庫数基地人員及び居住区住民、毎日3食天然素材を食べられます。戦闘食品10年分(カロリーメイト)

武器弾薬予備パーツ製造ライン稼働率100パーセント。日産、10000機分。在庫、オーバーホール100回は、できます。


医療品製造ライン稼働率50パーセント。日産、10万人分の医療品。在庫数、現在の人口の半分の人を治療できます。



頭が痛くなってきた。神の置き土産に俺は頭を悩ませることになった。


悠斗sideout
 
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