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管理局より遠い場所

作者:結月
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管理局より遠い場所2話

 
前書き
ウィトラ:翔専用のインテリジェントデバイス

通常時は翔のピアスやネックレスなど様々なアクセサリーとして帯同する
お仕事モードのときはイタリア語でのやり取りを行うなど実は賢い
また、女性の知能を兼ね備えているため非常に口うるさい
古代ローマの勝利の女神をモチーフにしている 

 
「ほなこれ見てもらおうか」

八神はやてが見せたのは一つの映像だった

「うちが探しとるんはこの男や」

はやてが見せた映像に映っているのは誰がどうみても
なのはのご近所さんでフェイトを小娘扱いした

「翔さん!?はやてちゃんなんでなの?」
「なのはちゃんのお知り合いなんか、それなら話は早いな~」
「待って、はやて。なんでそんな子供みたいな人を探しているの?」
フェイトの疑問にはやてが口を開く

「それには深い訳があるんや…」


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『マイスター、今日もお見事でした』
「うるせぇ、さっさと帰って寝る」
『それより周り、囲まれてますよ?』
「わかってるよそんなことくらい。」
『今日もモテモテですね!』
「お前溶かして使えなくしてやろうか?」

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「西陣翔さんですね。」
「いえ人違いです」

「身長152cm(自称)の西陣さんちゃうんか?」
「おい殺すぞ」
「ご同行…頂けますか?」
「断ったら?」
「そん時はしゃーないから…実力行使や」

やれやれと言った感じで首を振る子供先生
そこにやってきたのは

「あー、しょーせんせーだ」
「「ほんとだー!せんせーあそぼー」」

空気の読めないランキングトップにしてもいいであろう
翔の教え子だった

「ふー、今日はやめとこか。」
はやてはそう言うと踵を返して去って行った

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「西陣翔を確保してくれって依頼や」
「「誰から!?」」
なのはとフェイトが同時に言う
「お偉いさんや…」
はやてもまたやれやれと言った感じであった

「なんでも上の方が言うには西陣さんはな-----」 
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