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緋弾のアリア 真実の皇偵

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クリアー

 
前書き
前回の続きです。 

 
「これでチェクメイトだ。」

銃口から弾丸が放たれた。
放たれた弾丸は装甲散弾、標的を貫通しその後、散弾に変わる。
非常に強力で反動のデカイ弾丸、言うならじゃじゃ馬
撃てる様になるまでどれだけ掛かった事やら、
その弾丸は最後のプロトブラドの脳手を貫き絶命させる。
痛みは一瞬、それからプロトブラドは光を失い闇に消える。

「お、終わった〜〜〜」

今、現在の時間は11時59分
ギリギリ間に合った。
これで俺は晴れて武偵の上、皇偵に成れる。

「おめでとう、蒼太」

声が聞こえた。
俺はその声の主を知っている。
その声が聞こえる方に身体を向け見る。

「難易度最高級の更に上、SSSランクの試練をクリアーするとは予想を超えていたよ。」

「予想を超えていたか、これをクリアーしないと皇偵の証を受け継がせないと言ったのはアンタじゃないか」

「世界一の名探偵シャーロックホームズ」

クスクス、世界一名探偵シャーロックホームズは笑う。
こんなのが俺の伯父だと思うとちょっと低く、いやドン引きかな
何より見た目が20代前半ってどうよ?
普通に見たら俺の兄貴って感じに見られるぞ、

「まあ、まあ、蒼太
私は君がこの試練をクリアーする事を前提に推理した結果がクリアーという結論に至ったんだが?」

「その推理自体が間違ってたらどうすんだよ?
もしかしたら隙間が有るかもしれないじゃないか?」

その言葉にホームズ、俺の伯父は意外な顔をした。
まさか孫にこんな事を言われるとは思っていなかった、いや推理出来なかったのだろう。

「君は変わらないね。
私は世界一の名探偵シャーロックホームズだよ?
君の実力を推理し結果を推理、あらゆる可能性を推理しても負ける方式は見付からなかった。
要するに君の勝ちとしか推理出来なかった。」

お褒めの言葉、光栄です。
まさか世界一の名探偵シャーロックホームズに僕の勝利は方程式が推理されていたとは驚きだなー
俺以外の人がこういう推理をされていたらこんな事を言うんだろうな、俺はシャーロックホームズの推理をマネ
推理する。
ま、違うかも知れないけどな、俺は名探偵ではないし。

 
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