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魔法科高校の有能な劣等生

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コンボ

 
前書き
前回の続きです。
気になる事、脱字が有りましたらコメントを下さい。
 

 
「逃げろ、零!」

その声で俺はヤバイと感じた。
達也の声からして危険度は大体把握出来る。

不審者の一人が動いた。
腕に巻いている腕輪は光る。
それはサイオンの光、青く薄い光は不審者の腕で数式の様に見える。

そこで魔法は発動された。
発動された魔法は地面に光を放ち拡散する。

「閃光魔法!?」

閃光弾に匹敵する光は俺の目を完全に潰し動きを封じられ
目を抑え痛みにのたうち回る。

(く、魔法を、)

目が見えなくとも魔法の発動は可能
目で座標は掴めない。
だが、心の目で見る。
実際は心の目では無い。
感じるのだ、サイオンの流れ風の動き音
それはを全て把握し起動式を展開し魔法式を構築

「パキーン!」

発動途中の魔法式か打ち消された。
達也と同じ魔法、キャストジャミング
(やっぱり打ち消されたか、)

予想はしていた。
だが、本当に実際に自分が発動した魔法が無効化されると心が折れそうになる。

「頭を下げろ零!!」

またもや達也の声
それに俺は勢い良く頭を下げ地面に手をつく。
シュン、
何かが俺の髪に掠めた音、斬れた?
そして風が吹き寄せる。

そこで俺が何の魔法を喰らったか判断出来た。
おそらく不審者の一人の魔法、風を主体とする魔法を発動したのだろう。
が、それだけでは無い。
融合されたのだ。
戦闘兵器から発動されている魔法と絡み合う様にして魔法を発動させ風の魔法を倍増させた。
たく、厄介な。

そこで俺は腕を捕まれ引っ張られた。
そしてそれは走る。
俺を連れて走っている何者かは自己加速術式を発動し加速
タイプから見て地面とのベクトルを変換させ脚力を上げる加速系魔法のようだ。
敵ではない。
多分、味方だ?

 
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