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バカとテストと召喚獣~兄と私とFクラス~

作者:ハマT
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第三十八問地下迷宮を脱出せよ

 
前書き
中学校で習うからR-18にならないよな 

 
突き上げるような振動が襲ってきたから五分後、わしは何とか部屋にたどり着いた。如月の家に着いて直ぐ一人のメイドに呼び止められて案内されたのはとある部屋。そこでワシは一人のメイドから梱包された箱を渡された。
「木下その袋は何?」
「よくわからんのじゃがメイドから渡されてのぉ」
「開けてみましょうよ」
そう言って袋を開けると中には……
「…………ッ?!(ブシュャャャャ)」
コン○ーム
「こ、これは………」
「木下くんそれ渡した人ってミニスカートのメイドさんじゃない?」
「そうじゃ」
如月の家のメイドは皆ロングスカートなのじゃがなぜかそのメイドはミニスカートだったのじゃ。
「やっぱり直葉さんか……」
やっぱり?
「………鈴?やっぱりって?」
「直葉さんはうちのメイドのリーダーで既婚者だからたまに恋愛相談にのってもらっているんだけどやり方が結構特殊なのよ」
「特殊?」
「うん旦那さんと付き合う前は使用済みの割り箸や歯ブラシを集めたり……告白は普通だったけど付き合い始めてから誕生日にコン○ーム送ったり……」
それは特殊過ぎるような……。
「もしかして…」
そう言って如月は箱を開けて中身を確認する。
「やっぱりパパが共犯ね」
そう言って如月の出したコン○ームにはすごく小さい穴が開いていた……これって……
「これでしたら子供ができますね」
「……ッ?!子供?!(ブシュャャャャ)」
「ムッツリーニ君?!」
今まで出番のなかったムッツリーニを工藤が介抱し始める。
「///////そっかこれで木下君と作れたんじゃない?!黙ってればよかったかも!!」
如月がトリップしてしまった。………そう言えば……
「明久に雄二、一真はおらんのかのう?」
「アキと坂本はトイレ、笹本は用ができたって帰ったわ」

僕達がセキリュテイシステムの呉作動で地下に落ちて数分僕達は……
「この先の分かれ道は左です!!」
「それよりこの状況を何とかして!!」
「早くしろ!!潰されるぞ!!」
大きな岩に追いかけられていた。ここは如月家の地下にある迷宮で侵入者を確実に捕まえるための迷宮らしい。西田さんはここの構造に詳しいから何とかなると思ったけど罠が仕掛けてあるうえに確実に作動するため一つ一つを確実にクリアしていく必要がある。
「次は床が割れてしたに落とされますので気を付けてください」
岩をやり過ごし次の罠の説明を受ける。その罠も何とかやり過ごしさらに進む。
「まだつかねーのかよ」
「申し訳ありませんこの地下迷宮は道に迷えば最後二度と太陽の光を浴びることのできませんのでまだ脱出まで時間がかかります」
「これでさっきの地震で出口が塞がってるとかだったら笑えるね」
それから色んな罠をやり過ごしいくつもの分かれ道を突破した。太陽の光も時計もなくどれだけ時間がたったかわからない。でも多分既に十時間近くが経過してると思う。そんなときだった。
「この先の角を右に曲がった先が出口でございます」
やっと出口にたどり着いた。そしてそこには………
岩に塞がれたドア
…………え、嘘……
「…………明久……」
「ごめん雄二………まさか本当だとは思わなくて……」
冗談で言ったけどまさか本当に起きてたなんて………。これが何かの罠の可能性を捨てきれず西田さんを見る。
「申し訳ありませんが岩をのけるのを手伝ってくださいませんかこれでは出ることができませんので」
絶望から何とか立ち直り少しずつ岩をのけていく。そして多分二時間近くが経過した頃………
「これで脱出可能です」
やっと岩をのけおえて脱出。たどり着いたのはショッピングモール駐車場の自動販売機。時間を確認すると僕達が落とされてから五時間程度しか経過していなかった。かくして二度と太陽の光を浴びることのできないような出来事は何とかなった。








































「やっと来たね一真」
「申し訳ありませんせっかくの勉強中に」
「いえ構いませんよ高城先輩、ババァ」
「いきなりだか例の日程が決まったよ」
「十一月十日あと四ヶ月程度か」
「はい後四ヶ月で二年と三年の関係を最高にしておかなければ私達は……」
「二年と三年の間は何とかなるだろ問題は二年のクラス間だ」
「というと」
「根本のBクラスは雄二のF クラスにたいしてあまりいい感情を持ってない。それにCクラスの小山は根本の元カノ、あげくのはてに雄二は覗きの主犯の一人、それで言えばEクラス代表の中林もあまりいい感情を持ってないな」
「成る程それだと坂本くんの作戦が使えませんね彼の作戦なら勝てると思ったのですが」
「一真あんたが作戦をたてるのはどうだ?」
「俺は前線での対応の方をする必要がある」
「成る程適材適所と言うことですね確かに私は文月の大将として動けませんし前線での指揮は笹本くんの方が向いていますだからこそ坂本くんに参謀をやってもらう必要があるのですね」
「だがどうするんだい三年は高城が説得するから何とかなるとして二年の関係が悪いんじゃ……」
「だからこれを使い二年の関係を修復させます」
「交換留学に学園全体での設備の取り合いですか……」
「ええそれで高城先輩に少し協力してもらいたいのです。」
「ええ分かりました学園のために協力しましょう」



 
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