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バカとテストと召喚獣ing

作者:SAKUMI
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問6 周りの環境が大きく変化しても貴方は貴方のままで居られますか?

 
前書き
やっとできました。最近間隔が長くなっています。ごめんなさい。できる限り頑張ります 

 
今、2年Fクラスでは信じがたい事が起こっていた。
勿論、事の発端は学園長の実験システム。今回は召喚獣の暴走や召喚者の暴走ではない。

なんと明久が幼児化してしまった


「僕は、よしいあきひさ。6才です」

皆の目の前にいるのは小さな明久。どうやら6才までの記憶しかないらしい。

「えっと。取り敢えず名前でも教えておくか」


「えっと、雄二兄とお兄ちゃんと康兄と瑞樹ねえちゃんと美波ちゃんでいいの?」
「あ、ああそうだな。あってるぞ。偉いな」
と言って雄二は小さくなった明久の頭を撫でた

「あぁ、坂本君ばっかりずるいです」
「あ、ちょっと。瑞樹!!」
雄二に嫉妬したのか今度が瑞樹がチビアキを抱きしめた

と、最初は騒いでいた明久が抱っこされた途端急に大人しくなった

「ああ、あれか、抱きしめられると大人しくなるって奴はこの頃からだったんだな」
「今度はウチの番よ」
次は美波がチビアキを奪って抱っこした。

しかし何と明久は美波の抱っこの中でも動いていた

「もしかして明久が抱っこされると落ち着くってのは単に気持ちいいからなんじゃ?」
「と言うと?」
「・・・・・明久のあれは単に抱っこではなく包容力と言うわけだ」
「恐らく胸の大きさだろう」
「明久は玲さんの抱っこで育ってきた。だから胸のある人のみと言うわけだ」


「ようするにウチの胸が無いってアキに思われてるって事かしら?」ゴゴゴゴゴ
「落ち着け、島田。いくら明久でもまだ純粋な子供だ」
雄二の説得と明久の綺麗な瞳で美波は静まった。さすが小さい子供の純粋な綺麗な瞳だ


「でも大変だね?瑞樹姉ちゃん」
「何でですか?明久君?」
「だってこの教室で女の子1人だけだからさ」
明久の爆弾発言でFクラスの空気が一気に静まった

「明久君?女の子は私だけじゃないですよ?」
「え?じゃあやっぱりお兄ちゃんは女の子だったの?」
「違いますよ。木下君ではなく美波ちゃんですよ」
それを聞いたチビアキはとても驚いたような顔を美波の正面でした


「あ、、あれよね?子供って、、む、、無知、、だから、、ね?、、アキだものね?」
どうやら殺意はあるが必死に抑えているらしい

「え?美波ちゃん男じゃないの?」
チビアキの発言は美波の理性を確実に削って行く

「美波ちゃんは雄二兄たちと同じじゃん」
「何が同じなんですか?」
「美波ちゃん。雄二兄と同じで固くて全然柔らかくないもん。スカートは女装じゃないの?」

この一言はとんでもない地雷を踏んでしまった。いくら無知とは言え、微かにでもある胸を全くないと言われ、さらに女装癖とも言われたのだから

「ごめん、坂本。我慢の限界だわ」

美波はただならないオーラでチビアキの元に寄った

「おいで?アキ?ウチが胸が全てじゃないって事教えてあげるから」

明久にはその美波が恐かったのだろう。美波を見て泣き出した
「泣いてもダメよ、アキ」
「ご、ごめんなさい。み、美波ちゃん」
ここで子供特権発動。純粋な綺麗な瞳で上目遣いで泣きながら謝られられたら
「・・・・分かれば、、いいのよ」

さすがの美波も引き下がるしかない


と、そこに西村先生登場

そして事情説明・・・・・

結果


「では、、HRを、、開始する」

FクラスのHRは皆の必死に笑いを堪えながら始まった。
なぜなら
明久は今鉄人に肩車されていて。チビアキが堂々と悪戯としているからである

「やめんかぁ!!」
「ご、ごめんなさい」うるっ
「う、、わ、悪かった」
どうやら鉄人にも効果抜群の様だ
鉄人は教卓に明久を座らせた。子供がじっとできるはずも無く瑞樹の方向に向って行った

しかし

「いーな。僕にも頂戴!!」
明久のおねだりが響いた
「どうした?吉井」
「このお兄ちゃんがゲームしてるから僕もしたい」
明久が横にいたのは須川君だった
「誤解ですよ。先生僕がそんな事するはずが・・・・」


既に明久がバックの中から取ってやっていました

「ナンだって?」
「何でもありません」

そこからチビアキを使った抜き打ちの荷物検査が行われた。結果はクラスメイトにチビアキに勝てる者は居なかった


そしてチビアキは鉄人に1日引き取られた。

「行けーーー鉄人じいちゃん!!」
教室を出る際の掛け声には我慢できずに爆笑してしまった











そして夕方


「あれ?どうしたの?皆?」

元に戻った明久が教室に入った

「「「吉井を殺せーーー」」」
荷物の恨みを処刑という形で食らった
美波のが一番残虐だったのは当たり前だろう



~おまけ~

職員室にて


「へぇ、小さくなった吉井君ですか?」
「午前中面倒みて貰いませんか?」
「いいでしょう」キリッ
「ではお願いします」
「・・・・?」
「」きょろきょろ

「おいでおいで~。だっこしてあげまちゅよ~」
「わたしの事はママって呼んでくださいねぇ~」
「はーい。ママ」
高橋先生。溺愛中・・・・・
隠れ子煩悩の高橋先生は半日でも満喫できたようだった







「いいデータが取れたよ」
「それは良かったですね。学園長」
「ああ、これがウチの切り札になってくれる事を祈ってるよ」
「はい」
「頼んだよ。高城。次の試験召喚戦争は負けるのは許されないのだから」

 
 

 
後書き
次はようやく美波の恋愛編以降と思います

意味分からなくてごめんなさい。読みにくくてごめんなさい 
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