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高校生エレクトローター

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十一話 昼(エンジョイ)

 
前書き
丁度テストがおわった、たつやTVです。
今回は蓮とエレナの会話を描きました。
よかったら、この話について感想を頂けると嬉しいです。


。 

 
◇◆◇

「ゲーセンは変わらず楽しいもんだな。」

と上機嫌ながら満足そうな蓮。
ゲームセンターのなかで楽しそうに回っていた娯楽性のある蓮はまるで子供のようだった。

(ほんと子供みたいだな…)

呆れたように独り言を言った。



広翔も昔の事を忘れて、空を見上げながら歩いていた。
まだ12時。空はいつも以上に青く眩しい。
風は涼しく、空気が済んでいる。達触れた太陽の光線。久しぶりにこの空気に触れたような気がした。


MPCを買い、ゲームセンターを軽く遊んだ俺達は姉との待ち合わせ場所に向かっている。
蓮も昼の予定はないようで、一緒に食べることになってしまった。
定員オーバなんだが。



◇◆◇

・・・



「おーい!! こっちだよ。こっち」

陽気な声が商店街に響き渡った。

レストランの前に女の子が手を振っているのが見える。
空気が済んでいたため、遠くから認識できた。
エレナと鈴葉のようだ。

中で待ち合わせと約束してあったが、外で待ってくれていた様子。


広翔はその合図をアイコンタクトで済ませ、ゆっくりと向かった。


「すまない。 待たせたね。」

と広翔が声をかける。

「ひろと? こいつ誰?」
「こいつ!? 失礼なやつ。しかも指差しか。 夏季(なつき)だ、覚えとけ!!」

とエレナは指をさして言う質問には蓮が応えた。
蓮の仕草には悪そうなイメージを持ってもおかしく無い。

「なつきぃぃ!? 変な名前ー。」

「はぁぁぁ!? 名前じゃねぇよ! っってゆーか、お前から名をなのれ!」

「私にはエレナってゆうちゃんとした可愛い名前があるの。 覚えときなさいこの野蛮人。」

「んだとぉ!?」

とりすまして嘲笑(ちょうしょう)を浮かべて調子にのるエレナと、身を乗り出しそうになっていた蓮。


「・・・・エレナちゃん、もう止めて。 少し言い過ぎよ」
「れんも、もうやめとけ。今のはお互い様だし、口じゃ敵わないと思うぞ」

乱闘状態の喧嘩に鈴葉と広翔が仲裁(ちゅうさい)に入る。

「・・・鈴葉がそう言うなら」
「・・・分かったぜ」


同じような気の強さ。似たような負けず嫌い。もしかしたらこの二人は気が合うのかもしれない。と広翔は思った。

◇◇◇

「何名様ですか?」

「あ、嗚呼、 5名で。」

店に入ると、
レストランの中には意外と席が埋まっている。その中でも他の技科生(科学技術高校生の略名)が目立っていた。


「5人?」
と蓮は拍子抜けの声で言った。

「ほんとバカねぇ、 後で広翔姉が来るのよ。」

エレナはためらい混じりに返す。
完全に蓮をバカにしているようで面白い。



ーーーーー
科学技術高校の中では上下関係のように優劣意識が生まれている。例えAクラスとBクラスとの差でも。
実際はDクラス・Eクラス・Fクラスの生徒はいないのだが、能力行使・能力対技戦・の中では事故やトラブルが付き物。それでトラウマになり、 能力が使えなくなる生徒も多い。だからDクラスからFクラスまでの《補充用》が存在する。



蓮とエレナの会話には差別の「さ」の文字も見えない。これが本来の形であろう。



このよう優劣意識が広まったのは《実力主義》という経済の色だろう。

仕方が無いと言えばそうだろう。今の世界は第三次世界大戦の冷戦中となっている。
3年間も冷戦してる中、世界は有能な〈超能力者〉を作り上げて行くのが大事な国の力になって行くのだから。
国兵飛燕部隊(こくへいひえんぶたい)「スプラウト」はそのために作り上げられた。

ーーーーー



「っく! うぜーこの女!」

完全に調子にのるエレナにバカにされた蓮は黙ってもいられない状態だ。
でも確かに 。 エレナは美少女と言えるが、お調子者だ。

蓮の言葉を聞いて嬉しそうに鼻歌を歌い出すエレナ。


 
 

 
後書き



次回は盛り上がりを上げようと思います。
今回について感想やアドバイスを頂けると光栄です。
よろしくお願い申し上げます。 
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