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魔法科高校の有能な劣等生

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護衛

 
前書き
全然の続きです。
気になる事、脱字が有りましたらコメントをください。 

 
「だ、だりぃー。」
ウィードという肩書きに少し不満を感じている少年 無月 零は学校が休みというのに
学生服&ネクタイ着用状態で学校に居た。
しかもいつもより更にネクタイをキツめ、それに学生服もビシッと決めている。
普段の無月 零という存在ではけして有り得ない身なりだった。
別に自分から望んでやっている訳でもこうしなければ死にますよ(笑)という訳でもない。
1つ確実に言えるのは早くネクタイを緩ませ、家でゴロゴロしたいそれだけだ。
それなのに少年はしたくもない事をしている。
それには自分でも何となく理解の出来る理由が存在した。
金曜日の放課後、無月は先生に呼び出された。
理由は不明、特に呼ばれるような覚えはないし、した覚えもない。
だが、先生からの御用達
断る理由も無いし断れる筈もない。
しぶしぶ、放課後に呼び出された指定の場所に向かう。
そして言われた事は無月の授業態度についてだった?
そこの所、自体は無月は
は、はー?
しか言いようが無く、先生に色々とガミガミ説教される。
そして何時の間にか罰ゲーム的な何かとして近日行われる公開討論会の護衛を言い渡された。
それを聞いた瞬間は嫌です面倒くさい!
そう言ったが、行かないとお前の単位あげないよ(笑)
そんな脅迫を一五一九、心を込めて言われ納得は出来ないが了承した。
そしてこの現状
休みなのに生徒はわざわざ登校し体育館に入っていく。
そして無月は体育館にウィード、生徒が登校する度に暇人だな、そう心で問い掛ける。
こんな集まりに意味は無い。
差別が無くなった所ではこの現状は変わりわしない。
そんな事も解らないのか、ここに集まるウィード達は?

「やあ、おはよう無月。」

その言葉に無月の思考は停止し殺意が沸き上がる。
がここはあえてクールダウン
冷静に静かに何事も無かったかのようにその言葉を目の前に現れたウィードに返す。

「ああ、おはよう。
司波 達也君?」

爽やかに自分でも最高級の笑顔でウィード以上の実力を持ったウィード
司波 達也に見せ付ける。
それはまるでこのまえ、負けた事なんて全然、覚えていませんよ。
てっか、そんな事、ありましたか?
と言いたげな顔
しかし、それを見て司波は何故か安心したかのように笑いを返す。

「そういえばなんでここに無月が?
君みたない生徒が来る所ではないのだが?」

「俺だってこんな所
来たくて来た訳じゃない。先生に頼まれたからここに来ただけだ。
なんか文句があるか?」

それに司波はそれは災難だったな
と言って少し笑う。
確かに災難だ、だから変わってくれ。
そう呪いを込めて言おうとした時

「お兄様、この方は?」

司波の後ろには女の子が居た。
胸元の学生服に付いている紋章からしてブルーム
しかもその女の子は可憐、その言葉しか当てはまらない位の美人&可愛さ!
それが司波に後ろに居るなんだが司波に元から有った殺意が更にどす黒い物となって舞い降りる。

「彼の名前は無月 零
二課制の中でも郡を抜いて実力を持つ生徒で他の誰にも出来ない魔法を扱う。
言うならば魔法科高校の有能な劣等生?
と言えるかな、」

珍しく何故か褒められ少し変な気分になる。
いつもなにかお互いに目が有ったら殺意がお互いに背中から迸る位にお互いが毛嫌いしている。
それを司波は無月に良いことを言ってくるなんだが気持ち悪くなってきそうななりそうな、

「そんな方が先生に頼まれてこんな所へ
これなら安全ですねお兄様。」

「そうだね深雪、
でも無月は少し鈍感でおっちょこちょいだから一応、警戒はしておこう。」

「警戒?」

その言葉に無月は過敏に反応する。
警戒と言う言葉が出て来たという事は何かが起こる?
確かにそれはそうであってもおかしくはない。
何故ならこの学校、この世界では魔法がある限り
面倒な事件、厄介事が存在を消す事は有り得ないのだから、

 
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