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バカとテストと召喚獣ing

作者:SAKUMI
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問5 友達が変わったら貴方は大丈夫ですか?



「暇してるかい?ジャリ共」
毎回のようにこの学園の長は学園1の古教室にやってきた。
さて、皆の反応はというと

「暇じゃありません」(姫路)
「私もです」(美波)
「わしも、忙しいのじゃ」(秀吉)
「・・・・・ここは妖怪の来るところじゃない」(土屋)
「オブジェはオブジェらしく大人しく立って居やがれ」(雄二)
「あれ?まだ生きていたんですか?」(明久)

まぁいうまでも無かった

「中盤から私の事人間扱いしてなかったが、、まぁいいか」
学園長もいつもの事なのでスルーした
「新しいシステムの試運転ならお断りしますよ。参加して良い事が起こった事がないので。いくら頼まれても_____

「図書券5000円分を二枚くらいあげようじゃないか」

______やらせて頂きます」
すんなり明久は学園長の手中に納まってしまった。そして全員の参加が決定した。




「召喚獣を召喚して『試獣融合(ユニオン)』と唱えればいいんですね?」
「ああ、そうさ」
明久が先陣きって召喚する時学園長が「さて、どうなるかねぇ」と不気味な笑みを浮かべたのは明久以外の皆が確認した

「試験召喚獣『試獣召喚(サモン)』&『試獣融合(ユニオン)』」
明久たちが一斉に召喚するといつもの幾何学模様が教室全体に現れ、その中心に召喚獣たちが現れた

ここまでは居たって普通だ


「おい、これはどういう事だ」
「・・・・なんと」
「また訳の分からんものを開発したのう」
「すごいですね」
「そうね」
「どうだい?異常はないか?」

「「「「その前に説明しやがれ(して下さい)」」」」

「今回のシステムは召喚獣と召喚者を一時的に融合するシステムだよ。簡単に言うと自分が自ら召喚獣になって操作するって事だよ」

「にしてもよくできたなぁ」
「・・・・・さすが暇人」
「さすがにこれは賞賛じゃのう」
「本当に召喚獣なんですね」
「なんだか保育園みたいね、、、、、はぁ」
と言った瞬間美波は自分と姫路を見比べた
「どうせ私は瑞樹には勝てませんよ」
取り敢えず異常はなかったようだ。皆は普通に会話している中学園長はデータを採取していた
「なるほどね、点数は関係ないと」
「さて、協力したんだ。面倒事が起こる前にさっさと元に戻しやがれ」
雄二の言ってる事を訳してみると
「こんな子供の姿を翔子に見られたら恥ずかしいからあいつが嗅ぎ付ける前に早く戻り方教えやがれ、このクソババァ」
と言うわけだ。
「そうだね。またあんたらのせいで西村先生に叱られるのは勘弁だからね。普通に『解除』で戻るよ」
それを聞くなり雄二は一番に元に戻り他の皆もそれに合わせれ元の姿に戻った。





「あのう、ところで明久君はどこに居るんでしょう?」
召喚獣から戻り、姫路が最初に思った事。教室全体を見渡しても明久の姿はない。

「「....急に姿を消した....だと?....まさか!?」」
何かを察知したのか雄二とムッツリーニは教室の扉を思いっきり開けた。
「どうしたんですか?坂本君」
「あの明久の事だ。小さくなった体を利用して行ったに違いない!!」
「.....抜け駆けは許さない」
「行ったってどこにですか?」
「決まってるだろ」

「「覗きだ」」

その瞬間姫路と美波の殺意は一気にMAXに達した。

「それじゃあ行きましょうか」
「そうですね」
「アキを迎えに行きましょうか」
「そうですね」
と、言いながら金属バットに釘を打つ姿はこのクラスでは日常茶飯事の事だから学園長も止める事無く「またか」とあきれながら見ていた

「全く大人しくできないのかねぇ?あのバカ共は」
「そこばっかしは不可能じゃろう」
「じゃ、せめて死なないでくれよ」
と学園長は退散していった

そしてその瞬間の校舎に秀吉の叫び声?悲鳴?が響いた


秀吉の大声を聞きつけた4人が急いで教室に戻るとそこには驚愕の光景があった

「かわいいいのう、かわいいのう」
「そんなに頭をゴシゴシしないでよ。痛いよ」
「いいじゃろう?」
「お姉ち、お兄ちゃんやめてよ」

「おい、秀吉どうした?」
雄二の質問し気づかずただ秀吉は知らない子供を雄二たちの存在に気がつき15分位ずっと抱いていた。


「なんとも恥ずかしい光景をさらしてしまったのじゃ」
と後悔しつつも問題の子供はしっかり抱いていた。
「そんなことありませんよ?とても可愛かったですよ」
「そうよ、あんな可愛い秀吉見たことないわ」
「わしは男じゃ!!」
「....おかげで今週の売り上げは伸びそうだ」
さすがムッツリーニ。ベストショットは逃さなかった。が、まぁムッツリーニの横にある使用済みのAEDは見なかった事にしよう。
「ところでその子供は誰だ?」
秀吉があまりにもぎゅって抱きしめているから顔が良く見えない。が、秀吉が子供を話して答えた

「わからないのじゃ。お主たちが明久を探しに行って教室を回っていたら座布団のところに寝ていたのじゃ」


「僕、名前いえる?」
子供に話かけたのは雄二だ。やはり何かかんだ言って子供が好きなんだろう

「僕?」
「おう、そうだ」










「僕は吉井明久。6才です」






異常は起こっていた
 
 

 
後書き
回答
雄二 俺には関係ねぇ  (チラッ

教師 坂本君は子供好きな様です



ムッツリーニ カシャカシャ  ただいま撮影中

教師 程ほどに・・・



姫路 可愛い

教師 良かったです。普通の反応で



姫路 私が育ててあげますからね♪

教師 いつもの姫路さんに戻ってください



島田 葉月と同じ位かしら?

教師 貴方は普通でいてください



島田 私が育てるわ!!

教師 もう勝手にして下さい 
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