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八神 颯介

作者:金林檎
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無を司る程度の能力

颯介は巨大な扉の前に居た、颯介のコイントスの結果は右。そして颯介は扉を開ける

レミリア「いらっしゃい…侵入者さん。私は此処、紅魔館の主 レミリア・スカーレットです」

颯介「どうも、主さん…侵入者。八神 颯介です」

颯介は人目見ただけでレミリアが吸血鬼で結構生きている事がわかると

颯介「まあ、同じ吸血鬼どうし。仲良くしましょう」

そういい終えるとレミリアが颯介に向けて特大な殺気を放つ、レミリアの顔はよくなかった

レミリア「……たいした妖力も持たないあなたが由緒正しき吸血鬼ですって、愚弄するのも大概にしなさい」

レミリアは颯介に向けて自身の最も信頼する槍スペル・ザ・グングニルを放つレミリアは殺したと思い去ろうとするが

颯介「……気を抜くのは早いじゃないのか!…」

レミリア「バカな!!あれを食らって無傷なんて」

そんなのは不可能だ不意をつき自身の最強の技を放ったのに無傷なんてあり得ない

颯介「俺の能力は 『無を司る程度の能力』 」

レミリア「え、」

レミリアは体の力が全て抜ける、颯介が一時的にレミリアの力を無かった事にしたのだ

颯介「まあ、取って食おうなんて事はしないと。俺はこんな可愛い子を殺すほと人間ができてないんだは」

その言葉を聞きレミリアは自分の顔が真っ赤になっている事が分かる500年生きてきたが殿方に可愛いなど初めて言われたのだから

ソーヤ

ソーヤが選んだのは裏つまり左だソーヤは今巨大な鉄の扉の前にいる

ソーヤ「(俺が引いたのは、裏ボスって訳かよ)」

ソーヤは覚悟を決めて扉を開けるとそこには――花畑が広がっていた

ソーヤ「これは……」

?「綺麗でしょ?」

濃い黄色の髪をサイドテールにまとめ、その上からナ イトキャップと呼ばれるドアノブカバーに似た独特な 帽子を被っている

ソーヤ「………」

思わず見とれてしまった、あまりの美しさにソーヤは女性に見惚れてしまった

フラン「私はフランドール・スカーレット、貴方は?」

ソーヤ「あ、ああ。俺はソーヤ・ナカジマ一応吸血鬼だ」

それを聞いたフランはまるでひまわりのような笑顔をしソーヤを花畑の中心の自室に誘う

フラン「少し、私とお茶しない…」

ソーヤ「喜んで、お嬢様」

颯介

颯介「なぁ、レミリア。地下に閉じ込めてあるあの気配、あれはなんだ…」

レミリアは驚いたそれほどの実力をもった実力者じゃないとフランの気配は察知できない

レミリア「貴方が知るような事じゃない!!」

レミリアはもう一度颯介にグングニルを放つ、颯介はそれを無効化させる

颯介「話して見ろ、あの気配は正気を保っているが狂気に飲まれたらあの子は――もう二度と正気に戻れないかも知れないんだぞ!!」

レミリアはグングニルを落とし、颯介にフランの事を全て話す

レミリア「……私の妹、フランドール・スカーレット。 495年前に私が地下に幽閉したわ」

颯介「自分の妹を……幽閉……した?」

レミリア 「ええ。あの子は、生まれつき狂気に染まってい たわ」

颯介「なぜ、それが分かった?」

「……あの子は、生まれてすぐ。自らが持つ能力 で周りのメイド達を『壊して』いったわ。メイド だけじゃない。『壊された』者の中には、私の両 親も含まれていたのよ」

颯介「両親も、殺せる能力……そいつは、一体なん だ?」

レミリア「……『ありとあらゆる物を破壊する程度の能 力』」

レミリア「あの子はその力で、私の、そしてあの子 の両親を『壊し』たわ」

颯介「……」

レミリア「そして、その後、私はすぐにあの子を幽閉し た。それでも、何度も脱走したわ。そして、その たび色々な物を壊していった」

颯介 「……なら、なぜそこまでして」


レミリア「ええ。私にとって唯一の妹。そんなあの子を私 は殺せなかった。幽閉、という手段を取るしか無 かったのよ。地下で狂気を抑えられるようになれ ば、またあの子も、普通に暮らせる筈だか ら……」

ソーヤ

ソーヤとフランは楽しく雑談をしていると、ソーヤは真剣な顔をしフランに質問する

ソーヤ「あんたは…なんで、こんな所にいるんだ…」

フラン「何のことかしら…此処は私の部屋だからいるだけよ…」

フランはマグカップを置いてソーヤの質問に答えるそうするとソーヤは魔力を解放する

ソーヤ「ふざけるな!カモフラージュのつもりだろうが俺は騙せないぞ」

ソーヤが魔力を解放したことで花畑や家が全て無くなりなにもないただの部屋になってしまった

ソーヤ「理由があるなら教えてくれ…俺はお前みたいな人をもう見たくないんだ…」

フランはソーヤの表情を見てここにいる理由、昔何が合ったのか全て話す

ソーヤ「ならなおさら、あんたはお姉さんと会わないと行けない…」

フラン「もう無理よ私の狂気に飲まれたらお姉さまに危害が加わってしまう…」

ソーヤはフランに昔颯介の親友 八神 健勝が言っていた事をそのまま話す

ソーヤ「昔俺の師匠が言っていた、「リスクとは、自分が何をやっているかよ くわからないときに起こるものです。
他人が慎重さを欠いているときほど、自 分たちは慎重に事を運ばなければならな いということです」ってな、物事やって見ない分からない事が沢山あるお前は今やって見ないと行けないことに直面している…逃げるな!!そして立ち向かえ!!」

フランはソーヤの言葉を聞くたび涙を流し、レミリアと会う事を決意する



次回予告

答えを得たフランとレミリア、そして二人は再会する

次回 495年振りの再会 
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