| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

真剣恋にチート転生者あらわる!?

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

第21話

悠斗side



月日が経つのは早いものだ。季節は春の装いを見せている。梅の花は咲き乱れ、ソメイヨシノの桜の花の蕾は大きくなっている。あと数日もすれば桜が開花するだろう。
俺は川神市にある別宅の庭で、何時もの様に朝のトレーニングを行っていた。

「はぁ!せい!」

左足を軸にして上段回し蹴りを放つが、イメージしたとある師匠の左手でガードされる。脚を捕まれる前に体を回転させて無理矢理振り抜く。イメージした師匠は素早く離れて距離を取る。俺は体勢を立て直して構える。互いに向かい会う。師匠が腰に付けていた手拭いを手に持った。
(布槍術がくるな!)

次の瞬間手拭いが槍の如く真っ直ぐ突き進んで来た。俺はそれを左拳で迎撃する。嵐の如く手拭いが攻めてくるが、俺はそれをひたすら拳で迎撃する。繰り出す拳の速さで風が起こり地面の芝が揺れる。師匠の布槍術が止んだ。俺は地面を蹴って空中にジャンプして、師匠の斜め上に飛んで素早く蹴りを繰り出す

(無影脚!)

地面に着地する事なく、蹴りを放ち続ける。師匠も拳を繰り出して迎撃するが、徐々に俺の蹴りが師匠の顔面を捉える。
力を込めて放った蹴りが師匠の顔面に深く刺さり、師匠が地面に倒れ消えた。俺は眼を開ける。視界に飛び込んできたはのは、美しく晴れ渡った青空だった。

(ふう。師匠はやはり強いな。イメージを相手に戦ったが、やはりすんなり勝たせてくれないな)

俺は縁側に置いておいたタオルを手に取り、汗を拭き取る。今日は春休み最後の日曜日だ。明日からは川神学園での学生生活が始まる。

(なごみの引っ越しも千秋楽に終わったからな。今はこの広い家に二人暮らしか)

俺は別宅を見上げる。父親が川神に持っていた別宅は、2階建ての大きな家だ。1階にダイニングキッチンがあり、客間が4部屋ある。風呂は何故か温泉が出ている。源泉かけ流しだ。風呂は最大で10以上同時に入れる程の広さがある。何でも昔日本で仕事をしていた時に、部下達と泊まりがけで仕事をする事が多々有ったのが原因らしい。 2階にも部屋が4部屋ある。なごみと俺の部屋は2階にある。なごみは日当たりの良い南向きの12畳程の広さの洋間に住むことになった。俺は逆に日当たりの悪い北側の部屋に住んで居る。広さは15畳程だ。

(まあ、北向の部屋だろうが気にはならないからな。どちらかと言えば広い方が大事だしな)

今の俺の部屋にはキングサイズのベッド、机、デスクトップ型パソコン、アンティーク型訓練室の置物(アンティークの置物に見える)位しかない。閑散とした部屋だ。
テレビ等はリビングに大型の物を設置してある。なごみの自室にもテレビがある。

(俺は自室にテレビがある必要は無いからな。リビングで見れば良いし)

汗が引くまえに縁側の窓を開けて、靴を脱いで家の中に入る。靴を玄関に置いて、風呂を目指して歩く。
脱衣場のドアを開ける前にノックを3回する。

「誰か入っているか?」

中に声をかける。返事も無いので脱衣場のドアを開ける。中には誰も居なかった。

(よし。大丈夫だ。朝から覗き魔なんて不名誉な称号はいらないからな)

俺は脱衣場に入り、服を脱いでカゴに入れる。浴室のドアを開けて浴室に入る。風呂は温泉施設並の広さがあり、温泉特有の硫黄の匂いがする。壁に設置されているシャワーの蛇口を捻る。少し熱めのお湯が俺の体を綺麗にしてくれる。頭と体を洗った後、湯船に体を入れてのんびりと温泉を楽しむ。

(良い湯だな。某コントを思い出す。湯布院や別府には行った事は無いが、いつか行ってみたいな)

頭にタオルを乗せて、源泉を肩に浴びていると風呂場のドアが開く音がした。俺は眼を閉じているため、入ってきた人物は見ていないが、この家に居る人物が分かっているため特に動じない。
風呂場のドアを閉めて、体にお湯をかけてから温泉に入ってきた。
そのまま、俺の体に密着する。

「おはよう悠斗。今日も朝から訓練ご苦労様」

「おはようなごみ。相変わらず何故か俺が風呂に入っていると、風呂に入って来るな」

「そうかな?まあ、良いじゃないか。それとも悠斗は私と一緒にお風呂に入るのは嫌?」

なごみが俺の肩に頭を乗せてくる。まあ、美人と一緒に風呂に入れるのには文句はない。寧ろ贅沢だ。

「(はぁ。何故か同居するようになってから、なごみは積極的にアプローチしてくるな)まあ、別に問題は無い」

「ふふ。なら、良いですね。ふぅ。良い湯ですね」


「そうだな。まさか、川神市の別宅に温泉が出てるなんてな。知っていれば、もっと早く引っ越ししていたんだがな」

頭の上に乗せたタオルを左手で押さえて、身体を少しずらす。肩にかかっていた温泉が当たらない様にずれた。なごみがそれに合わせて少しずれてくれた。だが、俺の右腕はなごみの素晴らしい二ツ山に挟まれている。なごみは離してくれるつもりは無いようだ。

「ねえ、悠斗」

「ん?なんだ?」

「いつまで眼を瞑っているの?」

「なごみが風呂から上がるまでだ」

まあ、眼を瞑っていても心眼で風景が見えるから問題は無い。風呂から上がり脱衣場に行くのは朝飯前だ。なごみが右腕をそっと離してくれた。

「じゃあ、先に上がるね。悠斗が湯中りする方が困るから」

「おう。分かった」

なごみが湯船から出て、ドアを開けて脱衣場に向かっていった。俺は眼を開ける。

(はぁ~。疲れた。違う意味で神経を使ったよ。温泉に浸かってて疲れるのも変だがな)

最近のなごみは積極的な性格になってしまった。 まあ、社会人になるのだから積極的になるのは良いことなんだが。ふと、壁に掛けてある時計を見る。

(あ!時間がそろそろヤバイな!そろそろ風呂を上がらないと、朝食の時間とアクアビットマンの最終回が被ってしまう!)

今日のアクアビットマンは、第二期の最終回で1時間のスペシャル番だ。見逃す訳にはいかない。 俺は湯船から出て、脱衣場に向かい急いで服を着るのであった。




悠斗sideout



なごみside



悠斗と二人っきりの新婚生活は、今日で1週間が経つ。私は朝食で使用した食器を拭いてかたずけ終えた。二人分だから然程の量では無い。私は赤色で花の刺繍が入ったエプロンを外して、椅子に掛ける。リビングのドアを開けて中に入ると、悠斗がソファーに座ってコーヒーを飲みながら、テレビを見ていた。
私は悠斗の隣に座る。悠斗がテーブルに備え付けてある、私のコーヒーカップを取って、コーヒーを淹れてくれた。

「ほら。コーヒーだ」

「ありがとう悠斗」

私は笑顔で悠斗からコーヒーカップを受けとる。悠斗も笑みを返してくれた。悠斗が淹れてくれたコーヒーを飲みながら、テレビを見る。若い頼りなさそうな青年が話をしていた。

『企業戦士アクアビットマンの、アクアビットマン通信も今日で最後です。司会は何時もの様に、プロデューサーからダメ出しをくらう俺こと、ダン・モロです』

自虐ネタを言いながら、若い頼りなさそうな青年が話を続ける。

『今日で最終回でした、企業戦士アクアビットマンですが、な、なな、なんと!来週から第三期が始まります!・・・・え?俺以外全員知ってるだって!!?マジで!?』

早速プロデューサーからダメ出しを受けている
他の声優もクスクスと笑っている。それから暫くは笑われながら話が進んでゆく。

『・・・・もう!酷くね!ついでに第2段の映画の最新映像も公開してやるぜ!・・・・え?俺だけ、後で社長室に行くんですか!?』

頼りなさそうな青年が驚きの表情に変った瞬間映像が切り替わった。

『企業戦士アクアビットマン! ブレイク・ザ・ワールドpartⅡ ORCAの夢』

青色の装甲と丸みを帯びたヘンテコなヒーローが、宇宙に向かう為に博士らしき人物と話をしているシーンが映し出された。更に映像が変わる。

『コジマ博士に宇宙でも戦えるように改造された企業戦士アクアビット達と、同じく宇宙を夢見たORCA旅団のメンバーと、リンクス(山猫)達が次元連結システムにより違う世界にワープする事になった。彼等がワープした場所が悪く、なんと最初から戦闘に巻き込まれてしまった。企業戦士アクアビット達は、大型の飛行戦艦を護るため徹底的に敵を全滅させて行く』

映像が切り替わり、今度は戦闘機と戦艦?とヘンテコなヒーロー達が共に宇宙で戦う映像に変わった。私はコーヒーを飲む。ほろ苦い味が口の中に広がった。横目で悠斗を見ると、真剣な表情でテレビを見ていた。

(やっぱり、悠斗の真剣な表情は格好いいな。見てるだけで惚れ直してしまうね)

私は悠斗の横顔を眺めながら、テレビを見る。
いつの間にか、映像が変わっていた。

『不意を突かれたダン・モロのネクストに敵のビームが迫る。しかし、アクアビットマンがPAで完全ガード。 更に有澤社長達と一緒に、アクアビットマンも何故か敵に捕まってしまう。脱出しようとしたとき、敵の凶弾が有澤社長の雷電に迫る。しかし!アクアビットマンのPAで雷電を守り、敵にコジマキャノンをおみまいして、宇宙の塵にしてあげるのはお約束』

ヘンテコなヒーローが、やたら強いような気がする。私は疑問に思いながらも、静かにテレビを見る。

『そして始まる最終決戦!有澤マン率いる、有澤重工ガチタン部隊が、無重力と言う空間でコジマキャノン顔負けのグレネードの威力を見せつける。、敵艦隊に突撃して行くリンクス(山猫)達。
有澤ガチタン部隊がグレネードで突破口を開いて行く。そして、遂に敵旗艦まで接近する事が出来た!果たして企業戦士達の運命は!?マクシミリアン・テルミドールは何を感じたのか!?劇場版企業戦士アクアビットマン! ブレイク・ザ・ワールドpartⅡ ORCAの夢 今年夏堂々公開予定!!』

テレビ画面に大きく文字が映し出された。そして、画面にまた頼りなさそうな青年が出てきた。

『と、言うことで夏公開予定の企業戦士アクアビットマン! ブレイク・ザ・ワールドpartⅡの、予告編を見ていただきました!いや~。気になりますね。俺も早く見たいな~。
さて、今日で企業戦士アクアビットマンの第二期は終了ですが、来週から始まる第三期でまた会いましょう!またね!』

頼りなさそうな青年が手を振って終わる。映像が切り替わり、ヘンテコなヒーローが1面に映し出されて、スポンサーの紹介が始まった。

『皆の暮らしを支える
九鬼財閥』

『映画版のガチタン部隊のパイロット募集中。 入隊条件は、ラインの乙女をガチタングレネードのみで撃破した腕前のリンクス 有澤重工』

『インテル入ってる?の インテリオル・ユニオン』

『サイエンスって科学て意味なんだ
オーメル・サイエンス』

『変態?変態の何処が悪い!? トーラス重工業』

『コジマ粒子とAMSに未来あれ! アスピナ薬品』

『主義と理想なんて所詮飾りです!偉い人には分からんのです! ラインアーク印刷株式会社』

『以下ご覧のスポンサーの提供でお送りしました』

スポンサーの表示が終わり、CMが流れ出した。 悠斗はリモコンを手に持って、テレビの電源を消した。部屋の中が静かになる。

「ふむ。来週から第三期か。楽しみだ」

「悠斗はあのアニメを良く、見ているの?」

「ああ。毎週必ず見てるな。仮にも、原案を制作した身だからな」

「へぇ。悠斗は相変わらず多才なんだね。この後はどうするの?」

悠斗が多才なのは、今に始まった事じゃないから別に驚くような事でもない。こう見えて悠斗は、かなりの特許を取得しているしね。私の問に悠斗は悩みながら、綿棒が入ったケースから綿棒を取り出した。私は悠斗から綿棒を取って、両手で悠斗の頭を掴んで優しく膝の上に乗せる。 悠斗は素直に私の膝に頭を乗せてくれた。私は綿棒を持って、悠斗の耳掃除を始める。

「う~ん。どうしようかな?なごみには予定は有るの?」

「何も無いね。掃除に洗濯はもう終わってるから、特にやることは無いかな。悠斗反対側」

悠斗の耳を綿棒で綺麗にする。左側が終わったので、悠斗に反対側になるように指示を出すと悠斗が反対を向いてくれる。新しい綿棒をケースから取り出して、右耳を掃除する。悠斗の耳掃除が終わったので、悠斗の青色の髪を優しく撫でる。サラサラしていて肌触りがとても気持ちが良い。

「悠斗の髪は柔らかいね」

「そうか?俺はなごみの髪は好きだけどな」

悠斗が右手を動かして、私の髪を撫でてくれる。 私も悠斗の髪を撫でる。

(悠斗に誉められた。やっぱり、嬉しいな)

それから暫くの間、悠斗と私はのんびりと髪を触っているのだった。




なごみsideout



悠斗side



午前中はなごみと家でのんびりと過ごしていたが、流石に若い二人か一日中家に引きこもるのもあれなので、二人で駅前に買い物に来ている。お互いの服装は似たり寄ったりな服装だ。俺が黒色のパーカーの下に長袖のTシャツを着て、ジーンズにスニーカーの格好だ。 なごみは革ジャンにTシャツでへそ出しスタイルで、ジーンズを履いている。ジーンズは大きめのベルトがワンポイントになっている。靴はロングブーツを履いている。
因みに、何故かなごみと腕を組んで歩いている。まあ、迷子にならない様にするには良いけどな。 さっきから、いろんな人の視線が俺達に集中しているが、何か変だっただろうか?

「見てみて!あの二人」

「凄くお似合いのカップルだね!」

「いいな~。私もあんな格好いい彼氏が欲しい!」

「貴女じゃ無理よ。諦めなさい」


「おい!ガクト!あの姉ちゃん美人だよな!」

「おお!って、彼氏ずれじゃんかよ!クッソ!なんであんな優男にあんな美人な彼女がいるんだよ!」

「ヨンパチにガクト!二人とも止めなよ!ヨンパチは写真は勝手に撮るのは迷惑だよ!」

周りが少々煩い気がするが、人が行き交う駅前なら普通か。そんな事を考えていると、なごみが話しかけてきた。

「駅前に来たけどどうする?」

「イタリア商店街に行ってみるか?彼処なら、カフェテリアとか有った筈だしな」

「そうだね。帰りに金柳街に寄ろう。夕飯の買い物もしたいし」

「そうだな。そうするか」

俺となごみは腕を繋いで、駅前繁華街を歩いてイタリア商店街に向かう。 然程時間も掛からずに、イタリア商店街に到着した。俺となごみは商店街の入口から少し中に入った、通りに面したカフェテリアに入る。ウエイトレスに案内されて、二人用の席に座る。なごみは眼鏡を取り出して、メニュー表を見始めた。
俺は辺りの景色を見る。 イタリア建築の建物がやはり眼を引く。

(へぇ。やっぱり、海外文化の影響を受けた街だけあって、なかなか面白いな)

「悠斗?飲み物どうするの?」

「ん?ああ。なごみに任せるよ。俺は何でもいいよ」

「じゃあ、頼んでみたいのが有るんだけど、それで良いかな?(やった!なら、これを頼むしかないね)」

俺はなごみの問に頷く。ウエイトレスをなごみが呼んで、飲み物をオーダーする。ウエイトレスが下がると、なごみがニコニコと笑みを浮かべていた。

「何か良いことでもあったのか?」

「ふふ。内緒だよ」

ウエイトレスが来るまでの間、俺を見て笑顔のなごみに疑問に思っていると、ウエイトレスがオーダーした飲み物を持ってきた。ウエイトレスは飲み物をテーブルの上に置いた。ウエイトレスは一礼して去って行ったが、俺の目の前には40cm以上はある、巨大なグラス?が置かれている。中に注がれているのは緑色で炭酸が弾けていることから、メロンソーダだと言うのが分かる。問題は、ストローが2本ハートの形になるように刺さっている点だ。

(これって、カップルが頼む飲み物じゃないのか?なごみが頼んだのってこれなのか?)

「悠斗?どうしたの?飲まないの?」

「え?いや、何でもない。炭酸が抜けないうちに飲もうか」

俺となごみはストローを軽く指で押さえて、口に銜える。ストローから吸い上げられた、メロンソーダが口の中で弾ける。 飲み物としては充分美味しいな。なごみは嬉しそうな表情で俺を見る。

「ふふ。講しているとまるで恋人みたいだね」

「そうだな。まあ、この飲み物は一人じゃ飲めないしな。味も美味しいしな」

「そうだね。欲を言えば7月位に飲むと、より美味しいと思うよ」

ストローを銜えるて、メロンソーダを飲む。器が大きいだけあって、なかなか量が減らないのがネックだ。なごみはテーブルに肘を付いて、ストローでメロンソーダをかき混ぜる。炭酸が弾けてシュワシュワと音がする。

「そう言えば悠斗。夕飯は何か食べたい物はある?」

「うん?・・・春キャベツの時期だよな?ロールキャベツが食べたいな」

「そうだね。春キャベツは柔らかいし、甘味があるもんね。なら、夕飯はロールキャベツだね。材料買ってから帰らなくちゃ」

「悪いな。何時も家事を頼んで。本当なら俺がしなくちゃならないんだけどな」

俺は左手で後頭部をかく。なごみが同居してからは、俺は一切家事に手を出していない。なごみは笑顔で返す。

「良いよ。私が望んでしてる事だから。それに、悠斗は家賃すら取らないから、これくらいしか出来る事が無いしね(本当は家賃は身体払いとかでも良いのに)」

「おいおい。俺がなごみから家賃なんか取るかよ。傭兵と九鬼侍従の仕事をしてるからな。金に困る事はない。それに、なごみやのどかさんには世話になってばかりだったからな。小さいながらの、恩返しみたいなもんだよ」

「相変わらず悠斗は、謙虚だね。私達こそ、悠斗が居てくれて助かったんだからお互い様だよ」

「そうか。なら、そう言う事にしておくか」

なごみは綺麗な笑顔で言い切った。俺も笑顔で返す。その後、カフェテリアでのんびりお茶をしてから、金柳街で夕飯の買い物と日用品を買って家に帰宅するのであった。


因みに、あのカップル用の飲み物の代金は税込3150円だった。以外に安いなと感じたのは内緒だ。




悠斗sideout 
 

 
後書き
次回より川神学園編になります。 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧