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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼

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新たな生徒、上条当麻

 
前書き
前回の続きです。 

 
「どうなってんだよ。那月ちゃん!!」
登校日なので授業も無く、話が合ってそれを聞いたら皆はせっせと帰って行った。
今なら、聞ける。今だから言える。
「教師をちゃん付するな、」
「ホント、どうなってんだよ。那月ちゃん!」
今度は古城が言う。聞きたい事はただ1つ何故、上条がこの学校に転校して来たのかだ。
「だ、か、ら」
那月ちゃんは扇を取り出し大声で叫ぶ。
「教師をちゃん付するなーーーー!!」
何時も冷静な那月ちゃんが大声を出している。これ以上怒らせるとヤバイ、一旦、間を置いて話す。
「那月ちゃ、先生?」
「なんだ?」
今でも切れそうな那月先生、今、多分ちゃん付したら間違いなく殺される。吸血鬼である古城でもヤバイ
「何で上条がこの学校に転校して来たんですか?」
まず1つ1つ、丁寧に、ちゃん付しない様に古城が言う。
「俺も聞きたい、呼ばれたから来たけど急に変な女の子に急に服を脱がされたり、そしたら急に制服着せられてそしたら急にここ迄連れてきてここで待ってろ、て言われて入れ、と言われて入れば古城のクラス、どうなってんた?」
上条は色々合ったのだろう、詳しく細やかに何が合ったのか説明している。そして、上条が言っている。変な女の子
それは多分、アスタルテだろう。中々無茶をする。
「こっちにも色々、事情が合ってな、」
「まず少年、お前はどうやら狙われているようだ。」
上条が狙われている?
古城は理解出来なかった。何故上条?俺が狙われるのなら理解出来る。俺は第四真祖、大量の魔力を持つ最強、最恐、最凶の三三拍子が付く吸血鬼
敵も俺を狙っていた。なのに上条が狙われる。上条の持つ力、イマジンブレイカー
異能の力ならどんな物でも打ち消し破壊する、それが神のシステムであっても
確かに凄い能力だ。けんじゅうを右手で触れただけで破壊し、敵の魔法攻撃を打ち消す。それを俺は目撃した
だが、それを敵が欲している理由が分からない。
「それで、だ。私の目の届く範囲に居れば襲われる確率は減る。なのでこの学校に無理矢理編入させた。」
何と言う。人であろう、一言で言うと無茶苦茶だ。那月ちゃんは普通の教師のはず、それなのによくそんな事が出来たのか?疑問である。
「では、改めて、ようこそ異世界へ少年?」 
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