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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼

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本当の事を言っても怒る、怒らないと言っても女の子は怒る。

「暁、これはどういう状況だ?」
那月ちゃんは珍しく、物凄い、物凄いにこやかに可愛らしく。まるで小学生の女の子が超可愛らしく笑ったかの様に
いや、見た目、ロリだからまんまなのだが
「いや、あの、その、色々、ありま、ま、して、あ、はははー」
古城は、途切れ途切れ、かつ、笑いながら言う。古城の笑い方も中々、なんと言えばいいのか?
健やか、いや、超馬鹿奴な奴の笑い方
それを見た那月ちゃんは
「ふーん、まさか、いやまさかだとは思うが」
そこで那月は言葉を区切り、何やらゴソゴソし始める。そして、毎度お馴染み扇を取り出し、また笑いながら言う。
「眷獣をぶっぱなした、のでは無かろうな?」
「う、」
古城はどストライクの言葉に思わず、胸を押さえ込む。まぁこの現状を見れば古城のせいになるだろう。公園の周りはボロボロ、もうここを公園と言える人はいないだろう。だが、古城が悪い訳では無い、と上条は言おうとするが、
何やら那月ちゃんの無言の威圧感が半端なく何も言えない。人は普通に怒るより、笑って怒った方が怖いと言うが
まさか本当だったとは
「いや、まさかなあれだけ、注意をして分からない古城じゃ、あるまい。」
「う、」
古城は更に、胸を押さえ込み。今度は変な声を出し始める、そして、顔から嫌な汗が垂れ始める。
「暁、正直に言ってみろ。今なら怒らない、この扇で叩きもしない。」
その言葉に古城は迷い始める。はい。そうです私がやりました。と言ってしまうか、いや、変な奴等に襲われまして、と正直に言ってしまうか?
トントン
「?」
古城は背中を誰かにつつかれ、少し、後ろを振り向く、そしてそこには上条がいた。
「落ち着け、古城、あれは罠だ!」
それは小さな声、だが、何故か迫力のある声だった。そして上条は小さな声で続ける。
そもそも何故、ここに那月ちゃんがここにいるのか、それは数分前の事である。
俺達は、奴等との戦いが終わった後、これからどうするかを話合っていた。
すると何処からとも無く、小さくて、可愛らしい女の子、那月ちゃんが現れるではありませんか、
どうやら強大な魔力を感じここ迄来たのだろう。そして、今に至る。
「あんな優しい声、あんな健やかな笑い方、絶対、危険だ!」
俺は思い出す。そう言って怒りだす女の子の姿を、
「大体、怒らない=怒るから!叩かない=叩くだから!!」
大体の女の子はやらない、と言ってもやる、それが女の子と言う男の子では絶対に勝てない生き物なのだ。
「よし、これから言う事をよーく聞け!」
「、、、、、、」
「、、、、、、、、、、、、」
「分かった!」
「俺達は何もしりません!!」
そして、この後、那月ちゃんと姫柊に怒られたのは説明する迄も無い。 
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