| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

世界という名の日記

作者:arityoko
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

「世界が明るい」


「世界が明るい」
これまでの世界は、何処か暗かった


俺の隣の転校生、頭も良かったらしい。
数学の教師が急に前学年の復習として抜き打ちテストをしたのだ。
しかし、彼女は苦もなく全問正解し、クラス全員呆気にとられた。
俺が、どうしたらそこまで頭が良くなるのかと聞いたら

「それは日々の予習復習だよ。」

などと真顔でいい放った。
それが出来れば苦労はしない。

しかし、隣の転校生は顔よし、スタイルよし、頭よし、と非の打ち所がない。
そんな明るく輝く彼女と明日遊ぶことに密かに罪悪感を感じている俺である。
そして、今日も彼女と一緒に帰ることにも。

彼女のおかげで日常がかなり楽しくなった。
これからも楽しく日常が過ごせるよう祈りながら今日を終わる
 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧