次元大戦

アースラ/尚哉の部屋


尚哉「……」


ダイン「尚哉いるか？」


尚哉「いるぞ入ってきてくれ」


ｶﾞｼｭｰ(扉が開く音)


ダイン「……」


尚哉「…久しいな大輝」


大輝「尚哉なんだね？」


尚哉「ああ、正真正銘の浅倉尚哉、大輝の親友のな」


大輝「まさか、死後の世界でまた会えるなんて思ってなかった」


尚哉「おいおい、死後の世界なんて縁起が悪いぞ」


大輝「そうだね、それで尚哉はリリカルなのはのせかいに？」


尚哉「うん、そうだけど、それにしてもリズって子はお前に惚れてるみたいだな」


大輝「ちょっ！それは！その…」


尚哉「両想いか…親友として鼻が高いよ」


大輝「……」


尚哉「どうした？大輝そんな暗い顔をして」


大輝「…僕達は…幸せになっていいのかな？」


尚哉「大輝？」


大輝「だって僕達は転生者だ、一度死んだ身なんだよ、そんな僕達は幸せになる権利なんてあるわけが」


尚哉「…あのな、確かに俺達はそうかもしれないけど俺達はここに存在してる、ここにいる、幸せになっていいんだよ」


大輝「僕は…尚哉みたいには考えられないよ！」


ｶﾞｼｭｰ(扉が開く音)


尚哉「お、おい！」


尚哉「何を引きずってんだよ」


ｶﾞｼｭｰ(扉が開く音)


尚哉「なんだ？なんか忘れ物…」


リズ「……」


尚哉「なにかようか？」


リズ「ねえ、さっきの話ほんと？」


尚哉「…聞いていたのか？」


リズ「大輝が尚哉の部屋に入っていくのがわかって少し… 」


尚哉「……ほんとの話だ」


リズ「そんな…！」


尚哉「大輝のやつ自分が転生者だってことで自分の本当の気持ちに嘘をついてる」


リズ「あいつはあたしの幼馴染みでSAOでもあたしを助けてくれて…」


尚哉「全く、大輝にもいい幼馴染みがいるじゃんか、リズ、前世の親友として大輝のこと頼む」


リズ「…うん、任せといて！」


海鳴市


港


尚哉「ようやく帰ってこれたな」


エギル「なあ、こんな港に船を止めて大丈夫なのか？」


フェイト「大丈夫だよここ、私達の友達の親が所有してるところだから」


アリシア「もう前に使っていいって言われたから使ってるの」


大輝「そうなんですか？」


尚哉「おっ！来たみたいだな」


アリサ「フェイト～アリシア～尚哉～」


フェイト「アリサ！」


アリサ「ほんと、ひさしぶり元気にしてた？」


フェイト「うん、してたよ」


リーファ「えっと…あの人は…」


尚哉「彼女はアリサ・バニングス、ここを所有してる家族の令嬢だよ」


アリサ「連れがいるとは言われたけどかなりいるわね、あたしはアリサ・バニングス、フェイト達の親友よ、宜しく」


鈴々「よろしくなのだ！」


エイミィ「それじゃあ私家に行って車でこの子達を送っていくから」


尚哉「頼みます」


光子郎「ミミさんはどうするのですか？」


ミミ「私はこっちにいる、お台場にいってもパパとママがいるわけじゃないし」


太一「そうだよな…それじゃあ俺達はお台場に帰るよ」


尚哉「またな、次会うときはこんなごたごたじゃないことを祈るよ」


太一「おう！」


クロノ「僕も支援してくれそうな場所を少し探しにいく…艦を離れるがもしもの時はアレックス達が通信をいれてくれる」


尚哉「わかった、気を付けろよ」


ヴィータ「あたしとシグナムは艦に残る戦えるやつが居ねえと丸裸同然だしな」


尚哉「それでもかなりいるから俺とザフィーラもシャマルは一旦家に戻るよ、ディアーチェ達も一度は霧島家に戻るんだろ」


ディアーチェ「無論だ」


尚哉「俺達も徒歩で帰るから他のやつらを頼む」


アリサ「任せといて！それじゃあいくわよ」



月村家


アスナ「リズ！リーファちゃん！よかった」


リズ「アスナ！そっちも無事で良かったわ！」


リーファ「ご無事で何よりです、アスナさん」


エギル「そっちはどうだったんだ？」


クライン「まあ、直ぐに保護されたからよ、至って平気だ」


詠「月！」


恋「月…」


月「あら詠ちゃん、恋さんも」


詠「あら詠ちゃんじゃない！僕がどれだけ心配したか」


映司「みんな、再開できてほんとによかった」


ミミ「…」


パルモン「ミミ？」


ミミ「え？あ、ごめんね、ちょっとパパ達のことを考えてて」


パルモン「きっと会えるわよ」



ルドガー(仲間…友達…か)


ルドガー(俺の場合はどういう顔で再開すればいいかわかんないな)


ルドガー(エル…今ごろなにしてるんだろう)



大輝「あの、それでアスナさん、キリトの容体は…」


アスナ「キリトくん？キリトくんなら」


キリト「俺がどうしたって？」


リズ「キリト！」


エギル「おまえ、体大丈夫なのか！」


キリト「ああ、もうなんとも」


リーファ「よかった…もう、しんぱいさせないでよお兄ちゃん」


ユイ「そうです、パパは心配を掛けすぎです」


キリト「す、すまん」


アリサ「そういえばすずかと勇翔は？」


シリカ「すずかちゃんと勇翔くんは部屋でなにかしていましたよ？」


アリサ「そうなの？あの二人ってことは機械関係かしら？」


商店街


尚哉「全く、帰ってきてみれば買い出し行ってきてくれとはな」


義之「尚哉！」


尚哉「義之、みんなもどうしたんだよ？」


杏「今日、義之の家で夕飯をたかりに」


茜「ほら、義之くんってお料理上手だから」


渉「尚哉はどうすんだ？一緒に食うか？」


尚哉「悪い、先客あるからむりだ」


渉「なんだ、それじゃあしょうがねえな」


杉並「おそらく八神嬢達と楽しくディナーを堪能するのだろ？」


渉「何！？くそ～なんて羨ましいんだ！」


尚哉「まあ、そういうことだすまん、というかついさっき帰ってきたからくたくたなんだ」


小恋「なにかあったの？」


杏「そういえば、港に大きな船が止まってるって言っていたわね、もしかして… 」


pipipipi(通信音)


尚哉「悪い電話だ…クロノから？もしもし、尚哉だけど」


クロノ「尚哉か？すまないがこちらに来てはくれないか？話したいことがある」


尚哉「話したいこと？」


クロノ「ああ、場所は僕の家だ」


尚哉「了解、晩御飯の買い物が終わったらそっちにいくよ」


茜「…急用？」


尚哉「こんな世界だからなそれじゃあ俺はこれで」


義之「そうだ！明日、学校で他校の学校を招いてお祭りがあるから、かおをだしてくれよ」


尚哉「了解、はやて達にもそう伝えるよ」


渉「ほんと、忙しそうだな」


茜「学生の勉強するのが仕事なのにね」


義之「しょうがないのはないけどさ」


翌日
風見バーベナー学園/グラウンド


太一「うわぁ…なんて数だ」


はやて「行事なると来場者とか多いからまあら見慣れた光景やな」


尚哉「見慣れないって言うなら他校が来てるってことかな？」


エギル「全く、大したものだな」


シリカ「あまり、日にちが経っていなかったのに集められるのはすごいですね」


鈴々「わーい！お祭りなのだ！」


愛紗「鈴々！全く、尚哉殿すまないが鈴々を追う」


桃香「愛紗ちゃん、私とご主人様も一緒にいくよ」


愛紗「そうですか…では参りましょう。」



尚哉「それじゃあ、みんな行きたいところとかあるだろうし別々に行動しよう」


リズ「それじゃあ、大輝、一緒にいこ」


大輝「え？ちょっと！」


アリシア「いっちゃったね」


尚哉(大輝のこと頼むぜ)



はやて「それじゃあ私らも行こか」


風見バーベナー学園/教室


リズ「色々あるわね」


大輝「本当だね」


リズ「ねえ」


大輝「どうしたの？」


リズ「…やっぱりなんでもない」


リズ(やっぱり、上手く言えないな…どうしたらいいの？)


風見バーベナー学園/廊下


すずか「それにしても芳乃学園長も凄いこと考えたよね」


尚哉「というよりよくここまで纏まったなといいたいよ」


はやて「そうやな」


尚哉「そんでこういうときに限ってナンパしてるやつがいるんだよな」


樹「一緒に俺様とお茶でもしない？」



はやて「……」


すずか「……」


アリシア「……」


尚哉「…噂をすればなんとやらだな」


まどか「えっと…その…」


仁美「少し遠慮させてもらいます」


樹「まあまあ、俺様と一緒なら学校のどこへでも案内させられるぜ」


六花「御言葉はうれしいんですけど」


尚哉「はぁ…割り込むかおい！樹！」


樹「ん？おやおや、これは尚哉じゃないかどうした？まさかお前も…」



尚哉「そんなわけないだろ、それで樹、お前はナンパしか脳がないのか？」


樹「まるで俺様はナンパしかしないと言っているみたいじゃないか」


尚哉「そうじゃないのか？それと彼女達は断ってるんだから身を引け変態紳士(いつき)」


樹「今、変な呼び方されたような」


尚哉「気のせいだ」


樹「まあ、いいわ、それじゃあ俺様は他の娘でも誘おうかな」


さやか「なによ、あの女誑し」


尚哉「まあ、確かにそう見えるけど根は滅茶苦茶いいやつだから」


まどか「そうなんですか、助けてくれてありがとうございます」


尚哉「別にお礼はいいよ、それじゃあな」


六花「行っちゃった…」


マナ「ここの生徒なのかな？」



まどか「そうだと思うよ」



風見バーベナー学園前


一般市民「くそ、なんで赤信号なんだよ…いっそのこと無視して…いやいや駄目だ」


???「無視しちまえばいいじゃないか」


一般市民「へ？」


ﾊﾟﾁｯ!(指をならす音)


一般市民「うわあぁぁっ！」


???「行けぇ！ジコチュー！」


ジコチュー「ジコチュ～！」



???2「ふーん、おもしろい能力ねさてとなら…いきなさいシャドウ達」


風見バーベナー学園/廊下


尚哉「さてと次はどこを…」


Pipipipi


尚哉「緊急回線！？」


アレックス「みんな！聞こえますか！風見バーベナー学園にシャドウと正体不明の怪物が現れました！至急現場へ」


尚哉「わかった、直ぐにいく！」



はやて「ブラッディクライシスなんか活発化してきたな」


尚哉「ああ、すずかはみんなの避難を頼む」


すずか「うん、任せて！」


尚哉「それじゃあ急ごう！」


廃棄ビル内


???「さてとそろそろ動こうかな？」


???2「待ちなさい」


???「ん？君は魔法少女みたいだけど僕は契約した覚えがないな」


???2「知らなくていいわ、QB」


QB「僕の名前を知ってるみたいだね」


???「…鹿目まどかに接触はさせない！」


第七話


『動き出す者達』


風見バーベナー学園付近に尚哉達出現


フェイト「避難の状況は？」


尚哉「大方終わったらしい」


アリシア「それにしても正体不明の怪物か…どんなのだろうね」


光子郎「アリシアさん少し緊張感持ってください」


シグナム「泉の言う通りだ来たぞ」


シャドウ多数、ジコチュウ一体出現



尚哉「お馴染みのブラッディクライシスだな」


ヴィータ「それであいつが…」


ジコチュー「ジコチュー！」


太一「なんなんだ！？あいつは！」


尚哉「ブラッディクライシス、財団X、デジモンでもないとすると何者なんだあいつは」


シャマル「でもやることはかわりないわ」


尚哉「そうだな、絶対にあいつらを学園内に入れたら駄目だ！いいな！」




尚哉「学園内には杏達もいるんだ！一体も通すかよ！」



尚哉

攻撃
ディメンジョンブラスト


尚哉「ブラッディクライシスが相手か！」



尚哉「悪いが決めるぜ！ディメンジョン！ブラスト!!」


撃破


シャドウ「っ！！」



はやて

攻撃
フレースヴェルグ



はやて「シャドウが相手やからって！」



はやて「チャージ完了！フレース…ヴェルグ！」


撃破


シャドウ「っ！？」



六花「何よ！あの化け物！」


マナ「…六花、みんなと先に避難しといて！」


さやか「ちょっ！マナ！？」


QB(助けて…まどか)



まどか「！？」


仁美「どうさられましたか？」


まどか「誰かに呼ばれたような気がする…」


さやか「ちょっ！ちょっと！まどか！」


仁美「まどかさん！さやかさん！」


なのは「そこの人！早く避難を！」


仁美「待ってください、あちらに私の友達が」


なのは「っ！わかった、私が友達を探すからあなたは避難していい？すみませんがこの子を安全な場所に」


教師「わかりましたお気をつけて」



グレイモン


メガフレイム


グレイモン「行くぜ！」


太一「決めろ！グレイモン！」


グレイモン「メガフレイム!!」


ダメージ


シャドウ「っ！」

反撃
光弾



シャドウ「っ！」



ダメージ


太一「大丈夫か、グレイモン！」


グレイモン「ああ、なんとか」



援護攻撃


空「太一後は任せて」


攻撃
メテオウイング


空「バードラモン！」


バードラモン「メテオ！ウイング！」


撃破


シャドウ「っ！！」


恋


方天画戟


恋「……」


恋「お前はここで死ね」


撃破


シャドウ「っ！！」



ヴィータ


グラーフアイゼン


ヴィータ「相手誰だろうと」


ヴィータ「ぶっ潰す！」


ダメージ


ジコチュー「ジコ！チュー！」



反撃
突撃

ジコチュー「信号無っ視ー」


回避


ヴィータ「甘えんだよ！」



???「こらー！せっかくのジコチューを倒すなよ！」


シグナム「む？あのもの…」


シャマル「君～そこにいると危険ですよ～」


はやて「いや、違うやろ！」


勇翔「言葉からしてあれを作ったのはあいつだな」


???「ちくしょう！なんなんだよ！お前らは！プリキュアじゃないくせに！これじゃあジャネジーが集まらないだろ！？」


シュテル「プリキュアですか？」


ディアーチェ「恐らく奴の天敵だろう」


はやて「それと悪いことを邪魔するんが私らの仕事やから」


尚哉「そういうわけだ、悪いが倒させてもらうからな？」



マナ「よし！ここなら！」


シャルル「行くでシャルよ！」


六花「マナ！」


マナ「六！六花!?」


六花「はぁ…はぁ…全く、早く避難しないと危ないわよ」


マナ「いや、でも…」


六花「さあ、早く、なに隠し事してるかしらないけど、今はそんなことよりこの場から逃げないと」


マナ「ええ!?ど、どうして!?隠し事なんてして」


六花「何年マナの親友やってると思ってるの？それぐらいわかるわよ」


マナ「…やっぱり、六花には隠し事なんて出来ない、シャルル、秘密だって言われたけど変身しよ」


シャルル「ええ！？正気シャルか！？」


ラケル「シャルル、声だしちゃ駄目ケル」


六花「ちょっ！その子なに！？」


マナ「必ず、後で説明するから」



マナ「プリキュアラブリンク！」


ハート「漲る愛！キュアハート！！」


六花「ま、マナ？え？その姿は一体…」


ハート「はああぁぁっ！」


はやて「なんや！？なんか後ろから女の子突っ込んでくるで！？」


ハート、ジコチュウに接近


???「来たなプリキュア！いまだ！」


ジコチュウ「ストーップ！！」


ハート「…あれ？動けない？」


映司「あれ？もしかして…あの子敵の罠にかかった？」


尚哉「かかった？じゃないですよかかったんです」


シグナム「それにあの動きからして素人だな」


シャマル「そんなこといってる場合！？助けなくちゃ！」


???「ふーん、面白いわねそれじゃあ私は…」


シャドウ増援出現


フェイト「このタイミングで敵の増援！？」


ヴィータ「いくらなんでもタイミングが良すぎる！」


ドドドドドカーン！！(爆発音)


シュテル「くっ！これでは！」


ディアーチェ「援護にいけん！」


尚哉(どうする？どうすればいい！？)


廃棄ビル内


まどか「はぁ… はぁ… ！」


まどか「こっちのはず…」


QB「……」


まどか「え？もしかしてあなたが私を呼んだの？」


???「あなた、そいつから離れなさい」


まどか「え！？」


???「もう一度言うわ、そいつから離れなさい」


まどか「もしかして、あなたがこんな酷いことしたの？」


???「…殺したところでまた別のが来るかもしれないけど」


まどか「へ？」


???「最後の警告よ、そいつからQBから離れなさい」


カチャ(銃を構える音)


まどか「っ！！」


さやか「まどか！」


???「あなたまで！」


さやか「何よこの状況一体何がどうなってるわけ？」


???「あなた達には関係ない話し、だからあなたが持っているそれをわたしなさい！」


まどか(このままじゃ)


なのは「二人とも！伏せて！」


まどか「へ？」


なのは「ディバインシューター…シュート！」


???「っ！！」


ドカーン！！(爆発音)



さやか「なんだがわからないけど今がチャンスだよ、こっち！」


まどか「う、うん」



???「っ！待ちなさい！待って！」


なのは「行かせない！」


???「邪魔よ！退きなさい！」



なのは「それは無理だよ、何を目的で動いてるかは知らないけど見過ごせない」


???「私の邪魔をするなら！」



ｶｼｬ


なのは「え？ 」



ドサ(倒れる音)



???「…急がなければ」





なのは「…いった～何とかぎりぎり急所は避けられたかな？昔の私なら終わってたかも…それにしても…」


なのは(どうして、あの子悲しい目をしているの？)




尚哉「くそ！このままじゃ！」


まどか「はぁ…はぁ…」


さやか「まどか急いで！」


???「プリキュア、お前はそこであの学校が破壊されるのを見ているがいい、いけ！ジコチュー!!」


ヴィータ「まずい！あいつ！学園に向かってやがる！」


ザーフィラ「だがこれでは！」


ジコチュー学園に接近


まどか「さやかちゃん、あれこっちに近づいてきてるよ！」


さやか「嘘でしょ!?」


???出現



???「漸く追いつい…っ！」




???

時間停止


???「……」


ｶｼｬ


???「例えどのような存在だろうと…時には逆らえない…そして時は動き出す」


ダメージ


ジコチュー「ジコチュー!!」



ジコチュー「ジコチュー！！」


???「な、なんだ！？一体どこから…」


ハート「あれ？動ける？」


アリシア「な、なにさっきの！？」


フェイト「高速魔法？私よりずっと早かった」


???「…」


まどか「助けてくれたの？」


???「……」


???撤退


光子朗「また消えた！？」


ガブテリモン「光子朗ハン今はそれより前の敵どないかしいひんと」



???「これぐらいか…これ以上は無理ね」


シャドウ撤退



勇翔「シャドウ達が撤退！？」


フェイト「罠かな？」


尚哉「よく考えろ、ここでシャドウが全員撤退ってことはたぶんあれの指揮官がいたんだ、そいつがこの戦いにもう意味はないから引かせたのかもしれない」


アリシア「なるほどそれなら納得」


シュテル「ということは…残るは」


???「なんなんだよ！あいつら！勝手に逃げていきやがって！」



ハート「あのジコチューと！」


シャル「イーラだけシャル！」




尚哉「アンノウン…見たところ信号の形をしてやがる…」


ディエンド「ですが、動きを止める能力は」


尚哉「恐らくそれはない、あの人が信号部を破壊したからその能力を使えないのかもしれない、そうとなれば一気に畳み掛ける！！」


尚哉


ディメンジョンバスター



尚哉「敵が誰だろうと！」



尚哉「直撃させる！」


ダメージ


ジコチュー「ジコチュー!!」


ジコチュー


体当たり


ジコチュー「ジコチュー!!」



ダメージ


尚哉「くっ！まだまだ！」


援護攻撃


はやて「尚哉、後は任せて」


ディアボリックエミッション


はやて「でかいのいくで！」


はやて「遠き地にて闇に沈め…詠唱完了！ディアボリックエミッション!!」


ダメージ


ジコチュー「ジコチュー」


イーラ「くそ！あと少しだったのに！」


ハート「ほんとに助けられちゃったそれにしても誰だったんだろう」


シャルル「今はそれよりも前の敵でシャル！」


ハート「そうだね、さてと、このキュアハートがあなたのドキドキ取り戻してみせる！」


キュアハート


マイ・スイートハート


ハート「ジコチューを倒さないと」



ハート「あなたに届け！マイ・スイートハート！！」

撃破


ジコチュー「ラブラブラーブ！」



イーラ「くそ！覚えてろよ！」


ハート「ふぅ、これで一件落着だね」


シャルル「そんなことより早くここから離れるシャルよ！」


ハート「…そうだね、六花にはばらしちゃったけど、プリキュアは秘密にしないとね」



キュアハート撤退


尚哉「撤退した」


はやて「いくつか謎が残ってしもうたな」


尚哉「ああ、でも今は学園の方の安否を確認しないと」


風見バーベナー学園


フェイト「どうやら無事みたいだね」


尚哉「一時はどうなるかと思ったがな」


義之「おーい！」


尚哉「義之！みんな！」


杉並「大活躍だったな」


茜「ほんとだよね、でも無事に帰ってきてよかったよ」


尚哉「まあな、それより被害とか出てないか？」


杏「あまりなかったわ」


尚哉「そうかそりゃあよかった」


杏「…何かあったの？」


尚哉「ん？ああ、この戦いで謎が増えたからな、それでな」



アースラ/医療室


シャマル「はい、これで終わり」


なのは「ありがとうございます、シャマル先生」


勇翔「全く、念話が来たときはかなり焦ったんだぞ」


シャマル「これからは無茶しないように」


なのは「はーい」


勇翔「それにしてもなのはを撃った奴ってほんとにあの黒髪の少女だったんだな？」


なのは「うん、あの子なんでかはわからないけど悲しい目をしていた」


勇翔「…あの子のことがほっとけないか？」


なのは「うん、絶対にお話を聞かせてもらわないとね」


シャマル「はいはい、意気込みはいいけど絶対に無茶するでしょ？そのときは勇翔くんに止めてもらうわよ？」


なのは「にゃはははは…はーい」



海鳴市/商店街


QB「僕を助けてありがとう、まどか、さやか」


まどか「やっぱり助けを求めていたのはあなただったんだね？」


さやか「い、いつ、まどかを呼んだの？私達を接触した覚えが」



QB「会ったのはこれがはじめてだよ」


まどか「それじゃあなんで」


???「あなたたちねQBを助けてくれた子達って」


まどか「あなたは…」


QB「ずいぶん、手間取っていたみたいだね、マミ」


マミ「抜け出したのはよかったのだけど、教師達が避難し遅れてる生徒を探し回っていたから、それでもしかしてこの子達なの？QBが見つけた候補って」


QB「うん、そうだよ、まどか、さやか、お願いがあるんだ」


まどか「お願い？」


QB「僕と契約して魔法少女になってよ！」