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ロザリオとバンパイア 転生物語

作者:圭人
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第11話 新たな光

アルカードは七色の光に包まれ消滅した。
1人の生命を犠牲に




朱染城にアカーシャ一行がかえってきた
ケイトの遺体が入った棺とともに


その知らせ聞き、アクアとモカがかえってきた

そして扉が開く音がし母とケイトがかえってきたのだ

だがそこにはアカーシャとある一つの棺

アカーシャは悲しみの表情にあけくれていた

「母さん… ケイトは?」
その問いに母は首をふる

「そんな… 嘘だ… ケイトが… そんなはず…そんなはずない!!」
モカは叫んだ 言葉と同時に涙が溢れ出る
「そうよ…モカの言うとおりだわ… だって」
アクアも溢れる涙をこらえるが自然と涙が溢れる

アカーシャも泣いていた 泣きながら
「わたしもなんども嘘じゃないか神様にいのったわ…
だけどこれが現実なのよ…」

「う…そだ… そんなの嘘だー ケイト…かえって…くるって…かえってくるって…言ったじゃないか…」
モカは棺を開け、ケイトに拳を叩きつけながら啜り泣いた
「………」
アクアはこれ以上言葉無かった


「ケイトは…私たち朱染家のお墓に埋葬してあげましょ?
アクア、モカ 最後のお別れを…」
すべて嘘だとこれは夢だとなんどもモカは思った でもこれが現実なのはわかってる
だけどもうもとにはもどらないこと



ケイトの遺体は一旦棺から出されモカの部屋のベッドで静かに眠っていた

モカが最後の別れを言いたいといったからだ













ケイトはある空間をただよっていた
以前にもみたことある光景

(ここは?)
するとあの時の女神の声が聞こえてきた


「またきたの?あんた」
『あんたは…? 誰だっけ?』

「なっ! ティオーラよ! あんたをロザリオの世界に転生した!」

そうケイトをあの世界に転生し、新たな光をあたえた女神、ティオーラ


『あっー!思い出した! ここにおれがいることはつまり…』

「そんよ あんたまだ死んだのよ 自己犠牲精神全開で」
やっぱりそうかぁと納得した

「で?あんたこれからどうすんの?」
『うーん… どうしましょw』
ティオーラはガクッと肩をおとす
「あんたねー、女の子泣かせたまんまでいいの?しかも3人も!」

『うーん、でもまた戻れば悲しませてしまうし…』

「一つ言うけどあんたの肉体はまだ生きてるよ」
『へ?』
その言葉に戸惑いを隠せない
何をいってるんだ?この人は。 まだしんでない?
確かに死んだから俺はここにいる
なのになぜ?根拠がわからない

「あんたの身体は今仮死状態、だけど、もう時期心臓が動き出すわ」
『なんで?』
「あの時、あんたが瀕死の重症のとき、アカーシャさんていうバンパイアの女性が
不死の血を注ぎこんだのよ。 それで」

アカーシャが血を俺に でも死んだことにかわりない
ん?仮死状態? 頭が混乱する
「あんたは、別世界から来た住人、あの不死の血を注ぎこまれても
あんたには一定期間仮死状態でいないと効力でないわけ」

『そうなの?』
「だから魂だけここにきた。 別にいきたくないならいいけど、こっちのほうが
泣かせるよ?また」

考えた、
アルカードはもういない
次に現れる強敵はわからない だかまた戻ることで同じことがおこるかもしれない
だけどあいつらをあのままにはしておけない
さあどうする

考えに考えまくった
答えはみつけた

もう1度あの世界へ 約束はたせてないからな




「で?どうすんの? いくの?」

『あいつらのもとへまたいけるか? だって約束果たせてねえし、
それにこのまま引き下がるわけには』

ケイトは自信をもって言った
約束は守るものだから

女神はそっと微笑みあの時と同じ光をくれた

「じゃあ いくんだね?」
『ああ。』
「わかったわ。 あっあと、関係ないかもしれないけど、あんたあっちの世界で避妊しなかったら
百発百中だかれねーw 行ってらっしゃーい♪」


それ、関係あるー?w

前と同じ光につつまれあの世界へケイトまた旅立つ






 
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