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伝説となった狩人達

作者:さいぞう
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四人目
BROTHER
  八話

赤毛はよぉ。

その後、三年か四年かな……
ああ、そんなもんだな。

躯をボロボロにして、村に戻ってきたんだ。





ガウウウウウ!





俺達を威圧する感じでなあ。

あん時の龍共の様によ……マネしてやがんだよ……


俺はわかったよ。



あいつ……

自分の躯がよ。
あの襲った龍どもと、分からんくらいデカくなるのを待ち…


奴と村人の仇をよお…

討ってきやがったんだ…


嫌われてるのをわかってて村に帰って来たのは…

自分をよ、村を襲ったあの龍と思わせて…

村人に……俺達によ…
仇を討たせるためだったんだよ。



大好きな奴のいた村のため。


そして…



大好きな人間達のために……
 
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