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バカとテストと召喚獣ing

作者:SAKUMI
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61限目 迎え

 
前書き
今回で「とある魔術の禁書目録」関連は無くなります。次回からは100%バカテスで行きます 

 
バァン。
教室に二つの銃声が鳴り響いて、吉井との電話が終わった

「どういう事だ?」
教室の壁に寄りかかっている雄二が教室の中央にいる木原に質問をぶつけていた
「あぁ?何のことだ?」
木原は面倒くさそうに雄二の質問をスルーしようとするも
「いきなり空砲を二発撃ってその後は姫路と島田の2人のつけてるアクセサリーをいきなり即興で作ったのやつにケチャップをつけてそれを明久の下に送った理由を聞いているんだ」

すると木原は頭をかきながらまた面倒くさそうに答えた
「アレは、、アレだ。あれ。簡単に言うと吉井をおびき出すための餌だぁ」
「餌?まぁケチャップだけでも十分明久にとっては大事な栄養分だけど、あいつあまりケチャップは好きじゃないぞ?」
「そっちの餌じゃねえよ。吉井をこっちに来させる餌だ」
「どういうことですか?」
木原の回答にあまり分からなかった姫路と島田はもう一度聞いた。
すると木原のかわりに雄二が変わって答えた
「つまり、この男が姫路と島田と殺したと思わせるために姫路の髪留めと島田のリボンのそれぞれに赤いもの(ケチャップ)を着けて明久の下に届けて怒らせてここに来させようとしたって訳だ」

まぁそんなところだ。といわんばかりのグッジョブを木原がした
「それが、予定変更だわ」
「悪いがこれからお前らを回収対象から保護対象に変わったわ」
「「「「は?」」」」

詳しく聞くと今回の作戦が急遽無しになりそのため危機に瀕した坂本達を一旦学園都市で『猟犬部隊(ハウンドドッグ)』が明久が来るまで保護する。という作戦に変わったらしい

「じゃあさっきの茶番は?」
「おもいっきり意味が無くなった。ここで一つ問題が生じた」
「あぁ?何がだ?これから明久がくるんだからいいじゃねえか」
「よくねぇんだそれが。吉井が迎えに来るのは学園都市じゃだめなんだ。殺気のまとった吉井じゃなければダメなんだ」
「何で?」
「悪いがそこからはこちらの領域(エリア)だから言えない」

それを言うなり部下たちは雄二たちを縛っていた紐を解いた。
「これからはお前らはVIP扱いだからな」
「準備が整い次第学園都市に招待だ」




「ハハハハ、な、、ナンだよ。脅かすなよ」
現状を知った明久は安堵からか一気に座り込んだ。そしていつもの明久に戻って回りの四人も安堵のため息をはいた
「どうするの?」
「ハァーーーー。もちろん決まってるよ」
今度はいつもの目で決意の目で即答した
「皆を迎えに行ってくるよ。みんなが待ってるんだ」
それに、木原にお礼に一発殴らないとね。僕の雑用増やしてんじゃねぇってね。もう明久には怒りの憎しみも綺麗サッパリ無くなっていた






「今回の件については記憶の改ざんでなかった事になった」
「一つ頼みがある」
「ナンだ?金か?」
「いいや違う。消さないでほしい」
「いいのか?今回一番傷を負ったのはお前らだぞ?」
「私たちは明久君の友達です。明久君の事は知っておきたいんです」
「分かった」

バタァ――ン(扉が思いっきり開く音)

「木ぃぃ原ぁぁ君。あーそーびーましょー」
そして念願の一発を見舞いした。もちろんあの台詞も忘れずに

「やっと来たか」
「.....遅い」
「全くじゃ」
「ちょっと遅いんじゃない?」
「待ってましたよ」






「ハハは、一様最短で来たんだけどね。取り合えず」


   





  


      


      お待たせ。迎えに来たよ。帰ろう






それから明久の能力が跡形も無くなった。もちろん文月学園籠城事件も全国民から消去された。雄二たちを除いて。文月学園は2つ前の日常に戻っていた、、、、2つ前の日常に、、、、 
 

 
後書き
読みにくかったらごめんなさい。感想待ってます 
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