| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

赤城と烈風

作者:fw187
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

★改訂前
  北氷洋の艦影(仮)

 1941年5月25日零時過ぎ、『ヴィクトリアス』搭載ソードフィッシュ9機が『ビスマルク』を襲った。
 昼間砲撃戦の後も駆逐艦、巡洋艦の襲撃に備え通常の砲弾が装填されている。
 航空魚雷1本直撃の衝撃に『ビスマルク』は震えたが、致命傷には程遠い。
 焼霰弾の連続射撃で艦上雷撃機を威嚇、夜間航空雷撃の妨害効果は実証されなかった。
 85気圧摂氏450度タービン、ラ・モント式ボイラー搭載の重巡洋艦2隻は推進機関不調を訴える。
 ドイツ艦隊4隻は戦力分散を避け、東に進む。

 26日21時頃、フェアリー社製ソードフィッシュ雷撃機が再び『ビスマルク』を襲う。
 『アーク・ロイヤル』搭載15機は時間差攻撃、五月雨式の夜襲を選んだ。
 主砲と副砲の装填機構には前日1時以降、焼霰弾が載っている。
 敵艦と昼間に遭遇した時は数回、焼霰弾を撃ち弾着修正作業の間に徹甲弾か榴弾に変えれば良い。
 4人の艦長と砲術長は意見が一致、マルシャル提督も異論は唱えなかった。
 矢継ぎ早に直径380ミリ、203ミリ、150ミリ、3種類の焼霰弾を撃ち捲る。
 数分後に海面を染め暗闇を貫く爆発的閃光、数百個の流星群が舞い操縦士達の動揺を誘う。
 操縦桿を握る掌に影響され雷撃機は直進できず、航空魚雷も悉く敵艦を逸れた。

 28日サン・ナゼール港に『ビスマルク』が着き、ロアール造船所に整備を頼む。
 ブレスト港は重巡洋艦、巡洋戦艦の着いた直後に爆撃を受ける。
 レーダー提督は『コロネル』修理完了後、デンマーク海峡通過を命じていない。
 ソ連領奇襲攻撃バルバロッサ作戦発動に備え、ディーゼル機関の微調整が進む。
 6月12日、ノルウェー沖で英国空軍機が鉄鉱石輸送船数隻と護衛艦を襲う。
 ブリストル・ボーフォート数機が軽巡洋艦を狙い、左舷後部を魚雷が穿った。
 1本命中後『ケルン』は駆逐艦に護られ、スカゲラック海峡を南に渡る。

 7月31日ノルウェー領キルケネス港、翌日フィンランド領ペッツァモ港を英国空母機が襲った。
 低翼単葉シー・ハリケーン艦上戦闘機も現れ、複葉機を護る。
 メッサーシュミットT2型数機の急降下、急上昇に翻弄されたが制空権は渡さない。
 小型貨物船数隻と港湾施設に爆弾投下後、第二次空襲は実施されなかった。
 レーダー提督は第一次大戦時の海上補給線(シーレーン)再開、東部戦線支援の準備と解し複数の艦が動く。
 『プロイセン』『ツェーリンゲン』『ハノーヴァー』には贋物の艦橋、3連装砲2基を載せた。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧