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貯蔵能力を持つ赤龍帝

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龍の力とアドバイス

リインフォースに負けたので更にトレーニング量を増やした。
悔しくは無いが情けないからな。
そして龍の力について教わることにした。

「相棒、魔力コントロールを鍛えたらどうだ?ストックは銀行に充分あるだろ?」
「いや、魔力はとっておく。今は龍の力の特訓だ」
「まあいいが」

二天龍がいるとありがたいね。しかも五大龍王までついてきた。

「まあ、分かりやすく言えば気というものと似たものだ」
「なるほど、というか、気って使ったことのあったっけ?」
「まあ、相棒は乱暴に龍の力を引き出してて、気は使ったことないな」
「じゃあ、その説明いらんだろ」
「まあ、そうだな。俺の場合は力を強化するためだけに使ってるんだ。だから大したことは教えられないぞ」
「ああ、最初っから期待してないから」
「酷くないか?」
「早くしろよ」
「ったく、俺の場合は、こう、集中させて殴ったりするんだ」

手本を見せようとしているがドライグの体は機械なので放電している。

「うわっと!?相棒、新しく龍の力を使えるように改造してくれ」
「龍にも龍殺しって弱点があるだろ?だからわざとそうしてんだよ。龍の力を使うときは『覇龍』を使え、安定して三時間は維持できるから」
「なるほどな、っと、なんで俺が教えられてるんだ?」
「ドライグだから仕方ない」
「おい!?」
「あー、もういいよ、ティアマットとイチャイチャしてこいよ。『覇龍』システム起動」
『『覇龍』システム起動』

ドライグが龍に戻る。

「さすが、ご主人のご主人!!」
「あ、相棒!!図ったなー!!」
「失礼な、俺はお前のことを思ってやったんだぜ。あ、二回の空き部屋の鍵だ」
「ありがとうごさいます」

ふ、ドライグ幸せになれよ(黒笑)

「おい、いいのか?」

ヴァーリが話しかけてきた。

「いいんだよ」
「そ、そうか」

ヴァーリが動いてもないのに汗をかいていた。

「集中だったな」

今までは全体に纏っていただけだった龍の力を動かす。

「っ、何とかできたな」
「凄い速度で上達するな、君は」
「まだまだだよ。戦闘で使えるレベルになるには丸一日必要だ」

ヴァーリが言う。

「君は俺の遥か前にいるな」
「まあ、そうだな。でも、俺は魔でお前に負けている。俺は魔術とか魔法が苦手だ。だからお前が、リインフォースが羨ましい」

ずっと思ってたことだ。
戦闘も腕力の力任せ、科学力任せだ。
あれ?充分だ?

「えーとな、つまり・・・・・」
「君の言いたいことはわかった。他者でなく自分を見ろということだな」

あれ?そうなのか?そういうことにしておこう。

「そうだ」
「ふ、感謝するよ、兵藤一誠、また俺は強くなれた」

なんかいい話の雰囲気だ。

「ま、がんばれよ」 
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