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未来は災難ばかり

作者:dalen
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妹やらなんやら

[あさと様起きてください。]
[お兄様もう朝ですよ。]
[あさと様遅刻します~。]
[兄様起きないとキスしますよ♪]
[私だってしちゃいますよ。]
[もう起きないんだらから~。なぎ!!]
[はい、ほしみ姉様。]
[せーの、ちゅ~………]

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------[グヘヘ、グヘヘヘヘ~。]
[キモッ。]
ゲシッ
[いてーな、なに素敵なあさと様蹴ってんだよ。]
[何があさと様だよ、頭にうじわいてんじゃね?百回死んでまたいちから出直せ。]
[ごめんなさい。]
今日も絶好調なうちの妹一号ほしの様は機嫌が悪いみたいだ。
[多分生理前だな。イライラしやがって。だからしたの毛はつるつるなんだよ。ストレスで禿げる人いるけどうちの妹はしたの毛が禿げて可哀想に。おそらくこれからもずっとつるつるだな。おまけにまな板だし。そこら辺の小学生の方が尽くしてくれると発育いいよ。将来が心配だ。]
[おい、全部声に出てるぞ。]
[……]
あれ顔が赤いな。照れてるのかな?可愛いやつめ。
[死ね。]
バキッ!!
あっ、制服で回し蹴りなんてするからパンツが……
そこで僕の意識はなくなった…
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- [あれっ、ここは??]
[学校ですよ兄様。]
[おはよう、なぎさ。でもまって、ぼくはいまさっき家で起きたばっかだった気がするんだけど…]
[ちなみにもう三限目です。]
[はっ??うっ、頭痛が。何があったんだ?俺が覚えているのはピンクのいちご…]
[それ以上話すと右手と左手と頭と足を潰す。]
[待って、それは全身じゃないかな?せめて右手だけでも…]
[兄様大丈夫です、まだおちん○んが残ってます。]
[なぎささん、なぎささんいまなんて??]
[だからおちん…]
[やめろ、死人をだすきか!!]
もう僕の周りの生徒のうち何人かは鼻血をだして痙攣している。
[くそっ、怒られるの僕なのに…。とりあえず雑巾を頼む。]
[はい、あさとくん♪]
[ありがとう大沼さん…]
そしてぼくは超絶美人の女子から雑巾を受けとる。
[バケツです兄様。]
[サンキュー。]
[私は関係ねーから頑張れあさと様。]
[うるせぇ、手伝わないならあっちいってろいちごめ。体型も小学生なら下着もかよ(ぼそ)]
[また死にたいあさと様(死)]
[ごめんなさい。]
目が笑ってなかった。くそ、ちょっとパンツが濡れたじゃないか。
[大丈夫あさとくん。]
[ありがとう…]
大沼さんは今日もかわいいな♪顔はクリーチャーで体は豚のようで臭いはまさにう○こ、こんな人間この世にいたのか。こんな女の子と友達なんて胸が高鳴るぜ…
[兄様、泣いてんるんですか?]
[気のせいだ、ちょっと目に汗がたまってるだけだ…]
キーンコーンカーンコーン。
[あさとくん、バケツは私がしとくから次の授業の準備してていいよ♪]
[ありがとう…]
[兄様、人は見かけじゃないですよ、中身も見ましょう♪]
[大丈夫、中身はきっと油だから。]
[そう、ですね。]
そして今日が始まる… 
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