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宇宙の果てでI LOVE YOU!!!

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近所の気になるお兄さん
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「フリッツ……フリッツ……」

ラウラがこちらにチョコチョコと駆け寄ってくる

「はい?どうかしましたか?………おっと」

思いきり抱きつかれました……
私はこれでも一応教官なのですが……まぁ……

「こんな時間に………もう消灯時間を過ぎてますよ?」ナデナデ

「ん~ん~」イヤイヤ

「仕方ないですね……今回だけですよ?」

と、言いつつこれで何回目でしょうか……他の妹にもやってるし可愛い妹の為だからいいのですが……
寝るまで手を握って子守唄……もうその道のプロ目指せます

「さ、もう寝ましょうお姫様……ヨッコイショ」ヒョイッ

「む~……」

「ふふ、こりゃ寝惚けてますな……」

無意識にここまで来たのでしょうか?
だとしたら凄いものです……

「さ、私が直談判して配置させた少々お高い寝床が待ってますよ……お高いと言っても私の自腹ですがねぇ」

私が直談判したのは寮の私的改装と私的活用、あとついでに私をケンプファーと呼ぶのをやめさせることです
ここいらの言葉ではケンプファーとは“闘士”なんだとか……
失敬な……妹の村が紛争に巻き込まれたから戦車吹き飛ばして爆弾投げ返して軍人を追っ払っただけです……闘士ではないのですよ
そこをドイツ軍に目をつけられ契約、私は教官、あちらは私の願いを無理でない範囲で叶えると
お給金は貰ってませんから然程鬼畜な契約ではありませんよ?
では何故私がお高い寝具やら寮の改装をすることができるのか………
これはそう……愛の力なのですよ

あ………簡単に言うと私の副業ですかね
副社長をしてるんですよ
妹の親がIS関係の会社の社長でしてね、会社が傾きかけている時に私が新しい装備の企画を持ち込みましてね?
立て直させてもらいましたよ………それで私は副社長になりました

「全ては世界中の妹の為に……」

 
 

 
後書き
「は?IS学園に先行転入ですか?」

「そうだ……いずれそちらの隊の隊員を転入をさせようと思っているのでな」

「成程………私は先に転入し学園を把握……しかしそうする意味あるのでしょうか?」

「ああ……そちらの隊の隊員を“全員”転入させるとなるとな」

「は、はあ………」 
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