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貯蔵能力を持つ赤龍帝

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不死鳥と計画通り

グレモリーがシスターを仲間にしていた。
それでいいのか?
なにやら悪魔も回復できるらしい。
そりゃ僧侶は回復って決まってるから当然だろ。

「で?なんで俺のベッドにいるんだ?」

グレモリーが裸で転移とかなんとかで侵入してきた。

「仕方ないじゃない。祐斗は騎士だから私を・・・・・」
「帰れ」
「っちょ、酷いじゃない。女の子が裸で迫ってるのよ?その覚・・・・・」
「考えろよ?俺はリィンと付き合ってるんだ」

横にリィンフォースがいるのにそんなことよく言えるな。

「悪魔は一夫多妻よ」
「俺はリィンフォース以外必要ない!!」

言った!言ってやった!!

「体だけの関係でいいの」
「聞いてた?耳大丈夫か?」
「聞いてたわよ、だから体だけって言ったのよ」
「大丈夫じゃないのは耳じゃなくて頭の方か」

いい加減追い出してやろうか?
そう、思った時目の前が光った。

「お嬢様、こんなことで・・・・・」
「いい加減にしろ!!」

不法侵入で訴えてやろうか?勝手に人の家に侵入しやがっでしかも靴履いてるんだぞ、靴。
ここは外国じゃねーんだよ!!

「ライダーキィック!!」

窓へ蹴りをいれて追い出してやった。
すっげぇスッキリした。

翌日、オカ研に呼び出された。

オカ研の前に居るのだが、ドアが空かない。

「呼び出しておいてそれか。何様のつもりだよ。お嬢様ってか?」

昨日のイライラも思いだしドアに思いっきり蹴りをいれてやった。

「不死鳥!!」

黒い執事の出る漫画の微妙なポーズをとって売れないホストが吹き飛んだ。
実写化はやっぱりダメだろ。セバスチャンは両分けじゃないと。ってか、シエル男の子だから。女装したりしたけど男の子だから。

「呼んでおいて鍵かけるとはどういうことだ!!やっぱり頭が悪いのか?」

よく見ると昨日のメイドもいる。

「あと、そこのメイド、ここは日本だ。基本的に土足禁止でしかも不法侵入にあたる、反省しろ!!」
「す、すみません」
「わかればいい、で、この売れないホストは誰だ?」
「売れないホストとは心外だ。俺はライザー・不死鳥」

不死鳥と書いてフェニックスと発音しやがった。

「始めまして、俺は兵藤一誠、そこのアホに迷惑している苦労人だ」

見てわかった。こいつは利用できると。

「な、リアス、転生悪魔に迷惑をかけているのかい?」
「ああ、昨日なんか処女を貰ってとか言ってきた。俺には恋人がいるってのに」
「な、そんなことまで」

チョロいなこいつ。

「そうだ。だから、更正させるにはあんたのような人が旦那になるしかない」
「そ、そうか!!」
「ああ、そうだ。なんとしてでも結婚してまともな悪魔にするんだ」
「わかった。俺も婚約者だ。ライザー・不死鳥の名に懸けてリアスを更正させてみせる」

洗脳完了。頭を撃ったからなのか洗脳しやすかった。

「リアス、君には俺と結婚してもらい更正してみせる」
「は?ちょっ、意味がわからないのだけど!!」

ニヤリと笑いオカ研をあとにした。 
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